2級4班の登場人物
「粗忽者の先生」…前半の文法・リスニング担当。ものすごく早口だが、教科書の読み間違いや、うっかりミスが多い。芸人のような口調と間合いで学生を笑わせる。基地の中に住んでいる。夫は軍人。双子の子どもがいる。
大柄の先生…後半の会話・読解・作文担当。明るくて、学生とフレンドリーに接するが、実はけっこう恐い。たまに、キダタロー氏そっくりの顔が描いてあるTシャツを着てくる。
ス・オンイ君…わが班のパンジャンニム(班長殿)。まるまると太っていて、面白くて、まじめで、歌がうまくて、頼りになる班長。話術も冴えている。
リ・ポン君…赤ら顔で愛嬌のある顔。パンジャンニムと同様、大柄でひょうきんだが、時々ギャグがすべる。キモチワルイ腰つきの珍奇な踊りは好評で、時々授業で踊らされる。
チャン・イチャウ君…内モンゴル出身。わが班のムードメーカー。TIMのゴルゴ松本に似ている。以前、スーパーマンのTシャツを着てきて「スーパーマン」とあだ名がつけられたことがあったが、最近は「孫悟空に似ている」と、大柄の先生に指摘される。身のこなしが芸人のようで、絵も上手な芸達者。「おふざけキャラ」だが、実は意外とまじめなのではないか、と思う。韓国にはすでに1年いる。
ホ・ジュエイ君…吉林省出身。雨上がり決死隊の蛍原に髪型までそっくりで、一見おとなしそうな印象だが、会話表現の授業では一転して、独自の世界観でシュールな会話を作りあげ、先生を困らせる。
マ・ロン君…「粗忽者の先生」にはなかなか名前を覚えられなかったが、パダスギの授業で隣の人の解答をカンニングしている姿がビデオにばっちり収められてからは、先生も名前を覚えるようになった。
ル・タオ君…白縁眼鏡の好青年。パダスギの試験で、机に例文を書いていたことが見つかって先生に叱られた。ヨジャ・チングが他の班にいるが、授業以外はいつも一緒にいて、わが班の親睦会にも連れてきた。
リ・ペイシャン君…優等生風の青年。家でコンピューターゲームばかりしていることは、自他共に認めている。優等生風というより、オタク風といったほうがよいか。
ホ・ヤオロン君…おとなしい青年だが、そのためかリ・ポン君からは、「女の子のようだ」とからかわれ、いつも仲良く喧嘩している。見た目は全然女の子っぽくないのだが。
ル・ルさん…河南省出身。美人で勉強熱心だが、無類のお菓子好きで、授業の合間にはいつもお菓子をモリモリと食べている。ナムジャ・チング(ボーイフレンド)がいる。
ポン・チョンチョンさん…可愛らしく勉強熱心、韓国語もよくできる。性格が素直な子なんだろうな、と思う。ナムジャ・チングがいる。
チゥイウェン・チエさん…名前が長くて呼びにくいので、先生からは「チエさん」と呼ばれている。3人の女子学生の中ではなぜか「お笑い」担当。みんなから、リ・ポン君とホ・ヤオロン君との両方から好意を寄せられて悩んでいる、という根も葉もないキャラクターを設定されている。
リ・ミン君…河南省出身。1級1班時代からの同級生。1級1班時代は、寝てばかりいたが、2級に進んだ当初は俄然やる気を出していた。だがいまは、ふたたび寝てばかりいる。
タン・シャオエイ君…蘇州出身。すでに2年も韓国にいるが、なぜかまだ2級クラスにいる。キザで、世の中を斜に構えて見ていて、細かいことにこだわって、先生を困らせる。韓国語の歌がめちゃくちゃ上手いが、文法の成績がめちゃくちゃ悪い。
チャン・ハン君…河南省出身。授業中はいつもボーッとしていて、休憩時間はMP3で音楽を聴いてばかりいる。先生に叱られると、「韓国語は簡単だ」「自分はいつも図書館で勉強している」と、いつも同じ言い訳をしている。たまに私に英語や韓国語で話しかけてくるが、発音がひどくて何を言っているのかわからない。
ヤン・シニャン君…河南省出身。無口で孤高の美青年。授業を休みがちで、いつも先生をハラハラさせる。
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