休日とは、棒にふるもの
昨日の14日(金)、向こうでの学会報告の原稿をやっとの思いで仕上げ、メールで送信。夕方は卒業論文中間発表会、その後に壮行会。帰ったのが午前2時を過ぎていた。
予定では、今日(15日)こそ渡航の準備と家の片づけをするはずだったが、まったく起きあがれなくなった。明日の夕方には別の壮行会があるし、月曜日はまた日帰り東京出張だ。どうしたらいいものか、途方に暮れる。
休日に全く何もする気が起きなくなるのは、よくあることだ。まるでブレーカーが落ちるがごとく、パッタリと何もできなくなる。心のブレーカーを、針金でグルグル巻にして、無理矢理にでも落ちないようにしようと思うのだが、そうすると今度は体がおかしくなる。
先日も、同僚とそんな話をした。
「休日になると、全くやる気が起きなくなるんですよ」
「へえ、意外だね。バリバリ仕事をやっているイメージだけどな。それを聞いて安心したよ。実は僕もそうだからね」
私はその方が意外だった。私とは真逆の、おしゃれでスマートなその同僚も、やる気が起こらないなんてことがあるのか。
「この前の連休なんて、あんまりやる気が起きないものだから、急に思い立って水戸に行ってきたよ」
全然イメージと違うなあ。つかの間の一人旅のお話は、微笑ましくもうらやましく、つい聞き入ってしまう。
自分以外の人は、みんな何の迷いも悩みもなく生きているのだと、勝手に思いこんでしまうのだが、そんなことはないのだ。
そう自分に言い聞かせて、今日はこのまま何もせずに休むとしよう。
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