実習
今年度の実習が無事終了した。今年の参加学生は23人だった。
毎年、飛鳥、奈良、京都を3泊4日で駆け抜ける。宿泊は1泊3000円台の格安の宿をさがす。移動はすべて公共の交通機関。飛鳥を自転車でまわり、奈良を徒歩でまわる。京都では各自が行きたいところに行く。このスタイルは変えていない。
学生時代、夏休みに飛鳥や奈良をまわって感激した。その感激を、学生にも味わってもらいたいと思う。なにしろ、学生時代の感受性は、なにものにも代え難いから。大げさに言えば、人生を変えてしまう体験になるかもしれない。
限られた日数で、できるだけ効率よくまわるために、コースを周到に考える。といって、ガチガチの予定を組むわけではない。細かなアクシデントは当然起こる。いままでも「靴が盗まれた」とか「携帯電話を落とした」とか、「霊感が強いのでお寺に行ったら気分が悪くなった」といったようなことがあった。いろんなアクシデントを学生は持ち込んでくるが、そのたびに鍛えられるのは、この私である。この実習は、私自身の実習でもあるのだ。
私にとっても新鮮な体験であり続けよう。学生たちがそうであるように。
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