留学に関する2つのアドバイス
これから留学を考えている人に、2つのアドバイスをしよう。
一つめは、「日本人のあまりいないところに留学しなさい」。
韓国の場合、たとえばソウルの大学に留学しても、日本人が多かったり、あるいは日本語がわかる先生や学生が多い。日本語で事足りる、ということにもなりかねない。これでは、語学は上達しない。
その点、大邱は、日本人がいないし、生活も不自由しないし、なによりソウルにくらべて物価が安い。落ち着いて勉強できるのである。
もっとも、語学が上達するかどうかは、最終的には本人の能力と努力の問題であることはいうまでもない。
二つめは、「真冬に留学するのはやめなさい」。
なぜなら、真冬に留学した私は、いま、ひどい風邪をひいているから。
韓国の寒さを舐めてかかっていた。真冬の季節に、環境が急激に変化する、というのは、やはり体に応える。徐々に体を慣らしていく必要があった、と後悔している。いい年齢にもなったので、なかなか治りにくいようである。
というわけで、咳が止まらないので、今年はこれまで。
よいお年をお迎えください。
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