国際学術大会
1月16日(金)夜8時半、ソウル駅到着。
ソウル駅には、昨年8月に一度お会いしたパクさんが出迎えに来てくれた。
パクさんは、日本に留学した経験があるので、日本語がよくできる。それで、私を迎えに行く担当者となったのだろう。
ソウル駅から、地下鉄とタクシーを乗り継いで、ホテルに向かう。その間、韓国語で会話をする。
「本当に韓国語が上手になりましたねえ」
上手なはずはないのだが、昨年8月の時点で、韓国語がまったく話せなかった私を知っているパクさんは、「その時からすれば」という意味でおっしゃったのだろう。
1月17日(土)
翌朝、とある大学主催の国際学術大会に参加する。
午前の部の最後で発表。最初の挨拶だけ韓国語でして、本論は日本語文を読み上げた。
発表のあと、討論者によるコメントがあった。討論者である恐そうな大御所の先生から、「歴史の研究がこんなにも面白いものか、ということを発表を聞いて感じました」と、過分のほめ言葉をいただいた。おそらくお世辞だろう。
いずれは、韓国語で発表し、討論できるようになりたい。
夕方の懇親会は、2次会と続き、夜12時まで、時間を忘れていろいろなお話をする。
1月18日(日)
午前中、国際学術大会の会場になった大学の大学院生の方たちの案内で、日本から来た発表者のみなさんと、景福宮、古宮博物館、民俗博物館を見学する。古宮博物館は初めて入ったが、かなり面白い。じっくり見てしまったため、時間内にすべてを見ることはできなかった。
昨日の宴会で知り合った大学院生の方たちと一緒に展示を見学する。大学院生の方たちは、いい方ばかりだ。偉い先生と違って、気兼ねなくお話しすることができる。こういう人たちと会話していけば、韓国語も上達するだろうな、と思う。
仁寺洞で昼食の後、みなさんと別れる。別れ際に大学院生の方たちが、
「2月に大邱で行われる学会に参加するつもりです」
と言ってくれた。
「そうですか。じゃあ、2月に大邱でお会いしましょう」
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 好青年医師(2024.12.05)
- 便座(2024.11.26)
- もう一人、懐かしい教え子について語ろうか(2024.11.17)
- 懐かしい教え子からのメール(2024.11.17)
- 散歩リハビリ・14年後(2024.10.21)
コメント