登場人物のおさらい
このブログが、もっぱら語学堂の観察日記のようになってきた。
こんな調子で書いていっていいのだろうか?疑問が生まれてきた。そろそろこのブログも、曲がり角にきているか?
とりあえず頭を整理するために、登場人物をおさらいしておこう。
「猟奇的な先生」…前半の文法担当。色白の美人。性格はかなりきつい。というか、性格が悪い。学生たちに恐れられている。夫と4歳の息子との3人暮らし。
ベテランの先生…後半の会話担当。面倒見がよくて優しい。よく喋る。学生たちのどんなくだらない話にも耳を傾ける。学生たちの信頼が厚い。高校生の娘がいる。
ロン・ウォンポン君…わが班のパンジャンニム(班長殿)。吉林省出身。1年も韓国にいるので、韓国語は上手だが、なぜかまだ1級にいる。人の良さが災いしているか。ヨジャチング(ガールフレンド)がいる。
パオ・ハイチェン君…内モンゴル出身。大柄だが、「猟奇的な先生」からは「アギ」(ベイビー)と呼ばれている。おとなしくてまじめ。韓国語もよくできる。料理が得意。私がひそかに信頼を寄せている人物である。
リュ・ピン君…河南省出身。わが班でおそらくいちばん精神年齢が幼い。授業中は、ヨジャチングのことを考えてボーッとしているか、隣のパオ・ハイチェン君にちょっかいを出している。宿題を授業中にやろうとしていつも先生に怒られる。ヨジャチングがしばしば教室に押しかけてきて、一緒に授業を受けることがある。
チャオ・ルーさん…河南省出身。わが班で唯一の女性。最近、韓国の大学の入学が許可されてから、手のひらを返したように授業に出てこない。ナンジャチング(ボーイフレンド)といつも一緒に行動している。
マ・クン君…寧夏出身。お調子者。授業中によく鼻歌を歌う。歌が上手く、ギャグも冴えている芸達者。ヨジャチングがおらず、ヨジャチングが欲しいと強く願っている。たまに下手にひとりで行動して、痛い目にあっている。本当は友達があんまりいないんじゃないのか?
リ・ミン君…いつも寝てばかりいる。
リ・チン君…山東省出身。かなりの男前。韓国人のヨジャチングがいたが、最近喧嘩別れした。韓国の大学に入学を許可されてから、授業に出てこない。
トゥン・チネイ君…吉林省出身。ジャッキー・チェンにそっくりのアクションスターばりのいでたちだが、意外と打たれ弱い。同郷のロン・ウォンポン君とは喧嘩ばかりしている。
トゥン・シギ君…トゥン・チネイ君といつも一緒に行動している。ヨジャチングがいる。
ジョウ・レイ君…西安市出身。トゥン・チネイ君といつも一緒に行動している。おしゃれでかわいらしいが、韓国語の発音は滅茶苦茶である。
リ・ヤン君…内モンゴル出身。一見、オタク風のまじめな青年だが、授業にほとんど出てこない問題児。そのため、1年も韓国にいて、現在5回目の1級の授業を受けている。だが、この3月に韓国の大学の入学することになった。最近、「猟奇的な先生」から破門の宣告を受けた。
ヨジャチングがいるのは、確認できるだけで、ロン・ウォンポン君、リュ・ピン君、トゥン・シギ君、ジョウ・レイ君の4人。トゥン・チネイ君は中国にヨジャチングがいるという。それにしても、まじめで誠実なパオ・ハイチェン君や、面白くて飽きないマ・クン君にヨジャチングがおらず、まったく頼りなさそうなリュ・ピン君やトゥン・シギ君にヨジャチングがいる、というのだから、世の中わからない。私の方が、人を見る目がないのだろうか。それに、ヨジャチングの方が、いずれも上級クラスにいる、というのもご愛敬である。
「ソンセンニム!わが班はみんな、2級に上がれますか?」
今日、お調子者のマ・クン君が先生に聞いた。「わからないわ」と先生は答えた。
私の見たところ、パオ・ハイチェン君、ロン・ウォンポン君、トゥン・チネイ君は、たぶん大丈夫だろう。あとの人たちは…これからの頑張りに期待したい。
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コメント
海外の小説を読むときの人物紹介のようで、つい振り返ってしまいましたヾ(@^▽^@)ノ 今日はどんな事件が起こるのかしらと、とても楽しみにしています。
先日、T大に行ってS先生にお会いしてきました。久しぶりに伺って中央食堂で赤門ラーメンを食べてきました。
24日は岩手で師匠先生の講演会がありますが、仕事で行けないので来月の検討会を楽しみにしています。
今日は大寒でとても寒いです。どうぞお元気で♪
投稿: yuppy | 2009年1月20日 (火) 22時54分