iPod、直らず
明日(2月19日)からこちらの大学の大学院生のみなさんと、1泊2日の合宿に参加する。
場所は、江原道という、韓国の北部である。大邱から車で4時間以上かかる場所である。
この合宿は、「ワークショップ」といわれていて、学科に属する大学院生の多くが参加することになっている。
合宿先で、碩士論文(日本でいう修士論文)の発表会を行うのが恒例だそうなのだが、今回のワークショップでは、それだけでなく、学科全体の大学院生が、問題を共有できるような討論会をしたい。ついては、そのとっかかりとなるような話をしてほしいと、企画者の人から私に依頼が来た。
なんとも荷が重い話だが、日本語でOKだということと、大学院生のみなさんと交流ができるということで、引き受けることにした。
A4で10枚程度の原稿を作って発表し、それに対して討論者がコメントを言って、議論を進める。この点は、学会で行っている形式と同じである。
何度か経験のあることだが、日本の学問研究の方法と韓国のそれとでは、大きく異なっている。その違いが、学会という場で露見することは、めずらしいことではない。私もこの違いに、幾度となくとまどってきた。
今回は、それほど大げさな会、というわけではないのだが、やはり注目したいのは、日本と韓国の学問研究のスタイルの違いである。どこまでかみ合うのか、あるいはかみ合わないのか、そのことを確かめに、合宿に参加する。
たぶん、打ちのめされて帰ってくるかも知れない。
それにしても、iPodは、息を吹き返さないなぁ。
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