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小説とキャラメル

今、むしょうに読みたいのが、日本の小説や新書である。

日本から専門書はある程度もってきたのだが、それだけでは何か物足りない。

インターネットで、韓国にいながらにしていろいろな情報が得られるのだが、それで私の心の中の渇きがいやされるわけでもない。

日本にいるときは、山ほど小説や新書を買って、あとで読めばいいや、と思ってそのままにしているのに、今はそれらがむしょうに読みたい。勝手なものである。

昨日は、むしょうにキャラメルが食べたくなった。

以前、あるラジオDJが「いま、生キャラメルが流行ってるけど、ああいうものに飛びつく人って、ふつうのキャラメルを最近食べたことがあるのかね。ふつうのキャラメルだって、相当おいしいよ」と言っていたことをなぜか急に思いだし、「そうだ、キャラメルを食べよう」と思い立つ。

近所の「ダイソー」に行くと、はたしてキャラメルが売っていた。

むしょうに食べたかったものが手に入ることほど嬉しいことはない。

すごく久しぶりにキャラメルを味わう。1000ウォン(100円未満)で味わえる幸せ。これで、しばらくは楽しめる。

そういえば、まえに「ダイソー」で買った「氷砂糖」もまだ残っていたな。あれもたしか、むしょうに食べたくなって買ったんだっけ。

そんなことのくり返し。

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