中間考査前日
4月3日(金)
中間考査の前日だというのに、わが班は緊張感があまりない。
それと反比例するかのように、先生方はプレッシャーをかけてくる。ま、それを真に受けてブルブルしているのは私だけなのだが。
ひょっとしたら、私は人一倍催眠術にかかりやすい人間かも知れない。
まじめなル・ルさんが、先生に質問する。
「ソンセンニム、明日の読解の試験は、授業で読んだ文章がそのままでるのでしょうか。1級のときの試験ではそうでした」
「先生はわからないわ。同じであろうと同じでなかろうと、一生懸命勉強しなさい」
ル・ルさんが質問したい気持ちもわからないでもないが、うっかりそういう質問を先生にしてしまうと、次からは授業で読んだ文章を出してくれない可能性が出てきやしないか?こういうときは、バカ正直に先生に聞かずに、先生の手の内を知らないふりして、自分なりの傾向と対策を立てる方が得策だと思うのだが。
それにしても、とくに後半の授業は私語が多くなってきた。後半になると集中力が欠けてくるので仕方がないことなのだが、先学期の1級1班のように、中国人留学生たちが先生を翻弄する。
さすがに先生も少しキレる。「どうしてこの班はこんなにうるさいの!他の班はもっと静かなのに。この班はおかしいわよ」
どうやら先学期に続いて、またにぎやかな班に紛れ込んでしまったようだ。
授業終了後、明日の試験に備えて勉強をはじめるが、なかなかやる気が起こらない。試験の直前にかぎって、試験勉強とは全然関係ない本を無性に読みたくなってしまう。この癖は、中学校以来、変わっていない。
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