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モーパッサンを韓国語で読む

4月21日(火)

リスニングや読解が、ここへきてとたんに難しくなっている。

今日の後半の授業では、はじめて小説を読む。モーパッサンの『首飾り』という短編小説である。

といっても、表現をかなり簡単にして、内容もかなり端折っているようである。主人公の名前も、原作の「マチルド」ではなく、なぜか「ジェイン」になっている。

フランス文学を、日本人が、韓国語で読む、というのもめったにない経験である。恥ずかしながら、私はこの小説をこれまで読んだことがなかったので、これを読んではじめてこの小説の内容を知る。そして、久しぶりのフランス文学に、韓国で出会う。

なんの予備知識もないので勝手なことを書くけれど、なんとなく落語になりそうな話である。『文七元結』とか『芝浜』といった噺と、テイストが似ている気がしたが、そう感じるのは、こっちの了見が狭いからだろうか。フランス文学愛好者から、叱られるかも知れない。

でも、「落語は人間の業(ごう)の肯定」という談志師匠の言葉をふまえれば、人間の欲望や弱さやおろかさをあますところなく追求する落語と、どことなく似ている気がするのである。

それに、圓朝は西洋の作品を落語に翻案していることもあるから、あながち頓珍漢な感想でもないだろう。機会があったら、「完訳版」をいつか読んでみよう。韓国語で。

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