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夏の終わりの花火

9月3日(木)

午前10時から慶州でシンポジウムがあるため、朝、大邱を出発する。

シンポジウムで、いろいろな先生方とお会いする。

もう9カ月もいるおかげで、この業界のいろいろな先生方と知り合うことができた。

だが、この業界を知れば知るほど、複雑で濃密な人間関係や、表面からは見えにくい派閥のような存在を知り、気が重くなる。

それに、自分は、本当にこの世界でやっていけるのか?このままでいいのか?と不安に襲われる。せっかくこれだけ韓国に滞在していても、自分は必要とされていないのではないか、と。

ま、身の程も知らずに期待されようと考えているから思い悩むわけで、そんなに気負う必要もないのだが。

やや暗い気持ちで、夜8時ごろ大邱に戻ると、携帯電話の着信履歴に大学院生のウさんの電話番号があったので、かけ直してみる。

えらく陽気な声で、「今みんなで飲んでいるので、一緒にどうですか?」と。

急いで、大学の近くの酒場に駆けつける。

久々に、大学院生のみなさんとお酒を飲む。

楽しいお酒であった。

お店を出るとき、ウさんがお店の人から小さなおもちゃ花火を人数分もらってきた。

「大学に戻って花火をしましょう」と。

大学の門を入った、人々が絶え間なく行き交う場所で、ひとり1本ずつ、小さな花火に火をつける。

わずか30秒ほどの、つかの間の花火大会。

夜9時半。外はすっかり涼しくなっていた。

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