届かなかったメッセージ
10月9日(金)
数日前から、携帯電話の具合がおかしい。
相手の声が聞こえなくなったり、着信音が鳴らなかったりする。
韓国の指導教授から電話がかかってきた際も、指導教授の声がまったく聞こえず、大変失礼な感じになってしまった。
もともとが中古製品だし、昨年の12月から使っているので、もう寿命なのかも知れない。
韓国で携帯電話が使えないとなると、日常生活に致命的な打撃を受けることになるので、昨日、学会から戻るやいなや、携帯電話のショップに行って、新しい(といっても中古だが)電話に変えることにした。
さて、本日。
朝、語学堂の教室に行くと、リュ・チウィエさんが、会うなり
「キョスニム、昨日、私たち、電話したんですよ」
と言ってきた。
はて、何のことだろう。
やがて授業時間となり、文法の先生が教室に入ってこられた。
「みなさーん。昨日はキョスニムがいなくて、授業が寂しかったですねー。そこで、みんなで、キョスニムの携帯電話にメッセージを送ろう、てことになったんですよ。ところが、みんながいくら送っても、届かないみたいだったんです。あげくに『先生が教えてくれたキョスニムの電話番号、間違ってるんじゃないですか!』とかみんなに言われるし」
そういうことだったのか…。
「ひょっとして昨日は、洞窟の中とか、海の中とかにいたんですか?」
文法の先生ならではのギャグである。
「いえいえ、違います。実は、昨日くらいから、携帯電話が故障しまして…。ロンチョン君のメッセージだけ届いたんです」と、私が事情を説明した。
それにしても、せっかくみんなが好意で送ってくれようとしたメッセージが、たまたまその日、携帯電話の不具合のせいで受け取れなかったなんて、何ともツキのない人間である。昔から私はそういう人間なのだ。
そして昨日、「会いたいですー」と書いたメッセージが奇跡的に届いたロンチョン君は、今日も授業に出ていない。
何なんだ?この「ちぐはぐ」な感じは。
さて、後半のマラギ(会話表現)の授業。今日のテーマは、「難民」。
「今日は人数が少ないんで、輪になって座りましょう」と先生。
「難民」について3分マラギをしたカエ「ヌナ(お姉さん)」の発表をふまえて、ふだんあまり考えない「難民」問題について、1人1人が意見や感想を述べ合う。
むかし某国営放送でやっていた「しゃべり場」みたいな感じで授業が進み、なかなか楽しい。
そんなマラギの授業もあっという間に終了。明日は、中間試験である。
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