« 本気で遊ぶ人びと | トップページ | クリスマスの夕食 »

最後の(?)同窓会

12月23日(水)

前学期の4級3班の人たちと、夕食を食べることになった。 参加したのは、文法の先生(担任の先生)、ロンチョン君、リュ・リンチンさん、ウ・チエンさん、スン・ルオトゥンさん、リュ・チウィエさん、ヤン・チャン君、ヤン・ペイル君、チャオウォンウィエさん、ハナさん、そして私と妻。

5時に語学院の地下1階に集合し、大学の近くのサムギョプサル(豚焼肉)の店に行く。

文法の先生は、いま3級のクラスを受け持っておられる。

「4級のときと違って、自分の話す韓国語が、なかなかわかってもらえない」という。

4級の学生たちに話すような感じで、3級の学生たちに話しても、通じないことが多いというのである。

なるほど、そんなものかなあ、と思う。たしかに、先生がまくしたてるようにお話になることが、いまはほとんど聞き取ることができる。

もっぱら話すのは、文法の先生や、ハナさんだが、その話を聞いているだけで楽しい。

じつは昨日、前学期の妻のクラス(5級)の同窓会に参加して、一緒に食事をしたのだが、なんとなくいたたまれない感じがした。やはり、一緒に勉強をした仲間であるか、そうでないか、という違いは、大きいのだろう。

夕食の後、久しぶりにノレバン(カラオケ)に行く。

韓国語の歌を2曲ほど歌うが、これがキーが高すぎて、全然声が出ない。歌詞もあやふやである。無謀な歌に挑戦したのがいけなかった。といって、ほかに知っている歌もない。

対して、班長殿のロンチョン君は、実に上手に韓国語の歌を何曲も歌いあげる。その努力を、少しは勉強に費やせばいいのに、と思う。

それと、文法の先生は、学生時代にバンドでメインボーカルをやっていた、というだけあって、プロ並みの歌唱力である。

2人の歌を聴いてかなり落ち込んでしまい、日本の歌を数曲歌うことにした。

1年も韓国にいるのに、ノレバンで、韓国語の歌をあきらめて、日本の歌を歌うのは、なんとなく屈辱的であるが、まあ仕方がない。

夜10時、ノレバンを出て、解散。 「じゃあ、私はこっちですから。また、会いましょう」と言って、みんなと反対の方を歩き始めた。

すると、ロンチョン君が「미카미씨!」と、大きな声で私の名前を呼んだ。

振り返ると、ロンチョン君は、大きく手を振っていた。

私も、大きく手を振り返した。

この日の、ロンチョン君の韓国語日記。

「미카미 씨,노래 참 잘 부르셨네요.

나도 일본 노래를 좀 배울까?ㅋㅋ

미카미 씨,일본에 돌아가시면 다시 만날 수 있을지도 모르지만

일단 감사 드리고요.

같이 있을 때 너무 기쁘고요.

미카미 씨 덕분에 일기도 자주 쓰더니

이제 쓰기 시험이 많이 쉬워진다고 생각해요.ㅋㅋ」

「미카미 씨、歌、とても上手でした。

僕も日本の歌を習おうかなあ(笑)

미카미 씨、日本に帰った後も、また会うことができるかも知れませんが、

ひとまずお礼を言います。

一緒にいるとき、とても嬉しかったです。

미카미 씨のおかげで、韓国語の日記も書くようにしたら、

いま、作文試験がとても簡単に思えるんですよ(笑)」

なんだ、まるで、今日の同窓会が最後みたいじゃないか。

それで別れ際に、大きく手を振ったのか。

まだ、2カ月、ここにいるんだけどな。

|

« 本気で遊ぶ人びと | トップページ | クリスマスの夕食 »

4級3班」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 本気で遊ぶ人びと | トップページ | クリスマスの夕食 »