極寒のソウル
原稿の2つめのヤマを越えていないので、簡単に書くにとどめる。
1月15日(金)
学会の定期発表会のため、ソウルに行く。
今日の主役は、妻である。妻がはじめて、韓国語で学会発表する。韓国で学会発表することじたいがはじめてだから、今日は記念すべき日である。
かなり前から、韓国語の論文、読み原稿、パワーポイントを準備していた。
おかげで、当日はほぼ完璧に発表を終える。発表のあとの討論も、問題なくこなす。
韓国へ来て8カ月でここまでたどりつくのは、驚異的である。学会に参加した人たちも、一様に驚いていた。
私は、といえば、でくのぼうのように横に座っていて、「奥さんの方がはるかに韓国語がお上手ですね」と、いろいろな人にからかわれるのを、ただ笑って受け流すことくらいしかできなかった。
私も、帰国前に1度、韓国語で学会発表を経験してみたかったが、結局、それはかないそうもないようだ。まあ、慌てることはないだろう。
この日のソウルは零下10度以上はあっただろう。今年の冬のソウルの寒さは、ある人によれば、60年ぶりの寒さだろう、という。
とてもソウルに泊まる気はおきず、2次会を途中で失礼して、最終のKTXで大邱に戻った。
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