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ハウステンボスはなぜモテる

4月16日(金)

私と妻が韓国の語学院の4級のときに習ったキム先生(よくモノをなくす先生)が、4月25日に結婚なさる、という。

先生、といっても、私や妻よりも、年下である。キム先生も、夫になるというナムジャチングも、現役の大学院生である。キム先生は、結婚を前に、語学院の先生をお辞めになった。

多分に社交辞令が含まれていると思うが、キム先生は、私たち夫婦を「人生の指針」と考えている、という。「結婚したら、お二人のように、いつか外国に行って勉強したい」のだそうだ。

日本への帰国直前、「実は結婚することになりました!」という知らせをもらい、語学院で習ったお礼と結婚祝いをかねて、婚約したお二人と、私たち夫婦とで、一緒に食事をした

「新婚旅行、どこにしようか迷っているんです」とキム先生。

アメリカ、ヨーロッパ、日本、インド、ハワイ、ベトナムなど、さまざまな候補地があがる。

「もし新婚旅行が日本に決まったら、連絡ください。私たちが案内しますよ」と、その時私たちは言った。

帰国直後、キム先生からメッセージが来た。

「新婚旅行、日本に行くことにしました!アメリカもヨーロッパもやめて、日本を選択しました。まず九州の大分県湯布院温泉と長崎ハウステンボスなどで3日すごした後、東京に3日滞在しようと思います。東京滞在中に、お二人にお会いできれば幸いです。細かい予定が決まったらまた連絡差し上げます!」

一生に一度の新婚旅行として選んだのは、日本だった。決めた理由の何%かに、私たちの存在があるのだとしたら、私たちもまんざらではない。東京で会ったら、どこを案内しようか、などと、想像がふくらんだ。

さて、1カ月後、キム先生から再びメッセージが来た。

「新婚旅行についてお知らせします。旅行社の職員が、長崎ハウステンボスから東京に移動するのは、大変だからやめろ、と言うんです。私たちも食い下がったんですが、旅行社の職員は、1カ月ほどかけて私たちを説得したんです。やれ、料金が高くなるだの、体がしんどくなるだの…。どうしても方法がみつからず、東京に行けなくなってしまいました。とても残念ですけど、次の機会ということで…」

ま、九州3日、東京3日、という計画を聞いた時点で、うすうす、こりゃ無理かもしれない、とは思っていたが、まさか本当に中止になるとはね。

でも待てよ。

ハウステンボスをやめて、東京にする、という選択肢はなかったのか?

どうしても、ハウステンボスをはずせなかったのだろうか?

ハウステンボスに負けるとは、うーむ、やはり私たち夫婦は、二人そろって人望がないんだな。

私は、ハウステンボスに行ったことがないのでわからないのだが、ハウステンボスって、そんなに魅力のあるところなんだろうか?

そういえば、韓国滞在中、いろんな人から、日本での観光旅行でハウステンボスに行った、という話を聞いたことがある。

それだけではない。大分とか熊本を旅行した、という話もよく聞いた。とくに、別府温泉とか、熊本城とか、阿蘇山など。

ひょっとして、韓国の人たちにとって、ハウステンボスとか、別府温泉とか、阿蘇山とか、熊本城は、超有名な観光名所なのではないだろうか。

1級のときの「ベテランの先生」も、たしかハウステンボスに行った、という話をされていた。あと、熊本と阿蘇山。

授業中に、学生に熊本城の写真をみせて、「日本でいちばん有名なお城です」と説明されていた。日本でいちばん有名なお城は、たぶん姫路城だと思うのだが…。

日本に行くなら、まずハウステンボス、という意識があるのだろうか。

いや、ひょっとして、韓国の旅行社は、長崎や大分や熊本あたりと結託していて、韓国人の観光客を、そのあたりに誘導するのに一役買っているのではないだろうか?

だから、キム先生が「東京に行きたい」といっても、旅行社の職員が「それよりも、ハウステンボスをじっくり見た方が…」などと言って、1カ月もかけて説得したのではないか?

これは、ぜったい結託しているぞ…と、例によって、ひとり妄想をふくらませる。

妄想はともかく、韓国の人たちに、ハウステンボスはなぜモテるのか?

「ブルー・ライト・ヨコハマ」の謎が解決したと思ったら、また新たな謎が生まれてしまった。

〔付記〕いつも以上にとりとめもない話だが、横溝正史の「車井戸はなぜ軋る」という小説のタイトルをもじって、「ハウステンボスはなぜモテる」というタイトルが思い浮かんじゃったので、つい書いてしまった。

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