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寒天ゼリーを作ろう

5月29日(土)

さて、宴会に出なかった私は、何をしていたか。

寒天ゼリーを作っていた。

私はとりたてて寒天が好きだというわけではないのだが、ある人が、寒天ゼリー作りにハマったと聞いて、いつか自分でも寒天ゼリーを作ってみようと思っていたのだ。カロリーゼロで食物繊維が豊富だというのも寒天の魅力である。

何味の寒天ゼリーを作ろうか、と考えたあげく、梅酒ゼリーを作ってみることにする。

棒状の寒天をちぎって水の入った鍋に入れ、木のへらでかき混ぜながら中火で寒天を煮溶かす。放っておくと焦げてしまうので、完全に溶けるまで、木のへらでかき回さなければならない。

寒天が溶けたのを確認してから、市販の梅酒と、はちみつ、レモン汁を入れて味をつける。

これらを混ぜ合わせてから、適当な容器に移し、冷蔵庫に入れて冷やす。

Photo しばらくして、梅酒ゼリーができあがった。

食べてみると、意外と固い。もっとぷるるん、とした食感をイメージしていたのだが、かなりがっちりしてしまっている。

味はしっかりしているのだが、梅酒を入れすぎたせいで、食べただけで酔っぱらいそうである。

これは改良の余地がある。

5月30日(日)

再び寒天ゼリーづくりに挑戦。

今度は、梅酒ゼリーではなく、オレンジゼリーに挑戦。寒天の袋に書かれていたレシピよりも、水の分量をかなり多めに入れてみた。

寒天を煮溶かしたあと、市販のオレンジジュースと、砂糖を入れて味をつける。そして別の容器に移して冷蔵庫へ。

Photo_2 食べてみると、食感は以前よりもだいぶやわらかくなったが、理想にはまだ遠い。それにちょっと味が薄い。

といって、砂糖やオレンジジュースを多く入れてしまうと、今度は糖分が高くなってしまい、何のために作っているのかわからなくなってしまう。

まだ、改良の余地がありそうだ。

食感がよく、味もよく、カロリーや糖分を極力おさえた、究極の寒天ゼリーはできるのか?

しばらくこの趣味は続きそうな予感。

なにより、鍋を木のへらでかき回しながら寒天を煮溶かしているところや、味つけのための砂糖やジュースの分量を考えながら足していくところなんかは、なんとなく化学の実験ぽくって、いい。

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