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相馬野馬追、2005年夏。

2005年の相馬野馬追を撮影した写真が大量にあったことを思い出した。福島県の浜通り北部で毎年7月23日、24日、25日の3日間にわたって行われる相馬野馬追は、東北地方の夏祭りのひとつとして有名である。いちど見てみたいなあと思いつつ、なかなか叶わず、2005年、2日目の本祭りだけだったが、ようやく見ることができたのであった。その時に感激のあまり、写真を何枚も撮りまくったのである。長らく未整理のままにしていたが、この機会に何枚かを紹介することにする。

2005年7月24日(日)

相馬野馬追は、初日の宵祭り(相馬市)、2日目の本祭り(南相馬市原町区)、3日目の野馬懸(南相馬市小高区)からなる。2日目の本祭は、騎馬武者たちが野馬追祭場地(南相馬市原町区の雲雀ヶ原祭場地)まで行軍する「お行列」からはじまる。

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午前11時頃、野馬追祭場地に行列が到着する。

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祭場地を見渡すことができる山上に御本陣が置かれ、相馬中村神社、相馬太田神社、相馬小高神社の神輿が御本陣に運ばれる。

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午後12時少し前、御本陣に安置された神輿の前で、拝礼する。 

Fukase

このとき偶然、卒業生のF君に会った。私のゼミではないが、私の授業を受けていた学生である。彼はこの町の出身で、卒業後に地元に戻ったのだ。おーい、元気かー?

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午後1時頃、「甲冑競馬」がはじまる。甲冑を着た武者を乗せた10頭の馬が、1周1000mを走って速さを競う。これが10回行われる。

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甲冑競馬が終わると、今度は1時半すぎから、「神旗争奪戦」がはじまる。打ち上げられた花火からひらひらと落ちてくる御神旗を、騎馬武者たちが奪いあう。青は相馬中村神社、赤は相馬太田神社、黄色は相馬小高神社の御神旗である。2枚のうち上は、青の御神旗を、下は黄色の御神旗を争奪している場面である。御神旗が空中を舞っている様子が、わかるかな?

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個性ゆたかな旗をなびかせ、広い祭場地を縦横無尽に走りまわる騎馬武者たちの姿は、見ていて本当に美しい。

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御神旗を勝ちとった騎馬武者は、御本陣のある山頂まで荒々しく駆け上る。

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御神旗が御本陣に渡されると、騎馬武者は安堵の表情をうかべる。この一連の流れが、20回(御神旗は40本)にわたって行われる。

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祭に参加した子どもたち。おーい、元気かー?

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そして祭で活躍した馬たち。君たちも元気かー?

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今回の地震は、地域の人々がこれまでつちかってきた、有形無形の文化までをも根こそぎ奪ってしまった。近い将来また、上の写真のように、ここにたくさんの人が集まって、みんなが笑いあえるお祭りを迎えられる日が来るだろう。そのことを信じよう。

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