漫才スピーチ後日談の後日談
4月7日(木)
昼すぎ。心がどんよりしていると、福岡に住む高校時代の友人、コバヤシからメールが来た。「漫才スピーチ後日談」を読んだ感想である。
「客先訪問の合間に時間があったのでメールチェックのついでに魔が差してスピーチの顛末読みました。私が弱気になって自分が優位に立ったとわざわざ書くのもどうかと思いますが、結局、いい台本を書いた=スピーチの上手さを自慢したいのですね。ということは、やはりスピーチをやりたかった、ということでしょう。と、わざわさわメールしてしまう自分もどうかと思いますが。では、またそのうち」
なんと!仕事中、しかも客に会っている最中に、ブログをチェックするとは!どんだけ私のブログの虜なんだ!
それに、例によって「結局、自分の台本を自慢したいだけだ」とか、「スピーチをやりたかったのだろう」など、ダメ出しのオンパレードである。ま、実際その通りなのだが。
仕方がないので、返事を書く。
「さすがです。あれをよく読めば、結局は私の自画自賛な性格がわかりますな。このところ重い話題が続いて心がどんよりしていたので、久々に準レギュラーの貴兄に登場してもらって、しかもキャラクターをめいっぱい誇張して語ることで、少しは明るい話題にできるかな、と思ったのです。あと、私のところに来た祝福メールをふたりに伝えたかった、というのもあります。利用させてもらってごめんなさい」
すると夜、返事が来た。
「最近、私も貴兄の術中にはまってしまったのか準レギュラーのコバヤシということを意識してしまっており、ついブログに書かれることを想定して反応している自分がおります。今回のメールも、
1.きっちりダメ出しをするコバヤシ
2.でも、仕事中、しかも客に会ってる時にブログをチェックするかよ!コバヤシ
3.結局、仕事中にメールするぐらい自意識過剰なのはコバヤシも同じかよ!(これを意識して昼にワザワザメールしました)
ということを貴兄が必ずや今晩のブログに誇張して書くことを確信してメールしてしまいました」
なんと!私がブログに書くことを予想、というか、こういうことを書け、という提案までしてきやがった。
本当に、どんだけ私のブログの虜なんだ?!で、どんだけ自分を売り込むつもりなんだ?!
それに、「準レギュラー」というのは社交辞令で書いただけなのに、まんざらでもない、と自分でも認めちゃってるよ。
あいつ、高校時代は、そんな人間じゃなかったんだがなあ。こういうことには、くだらない、と、もっと冷めた目で見ていたやつなのに…。
アッタマきたんで、「今晩は書きません」と返事をすると、
「過去の経験からして貴君の「本当に嫌だ」、「絶対に××しない」と言っていることほど信用できないものはありません。まあ、今日は書かないかもしれませんが明日は確実に書いていることでしょう。ちなみに、前回指摘した時は、やはり「絶対に書かない」と言ってましたが、その晩のうちにブログがアップされていました。どこまで我慢できることでしょうか?まあ明日のブログを楽しみにしています」
こうなると、「オレのことをブログに書け」と、ほとんど脅迫である。ますますアッタマに来た。
圧力に屈することがキライな私は、翌日ではなく、2日後に書くことにしてやった。
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