韓流合宿と巣箱作り
5月1日(日)~2日(月)
「韓流合宿」を敢行!
「韓流合宿」とは、韓流映画や韓流ドラマを集中的に見るという休日の過ごし方のことで、私と妻との間で勝手に名づけているものである。
今回の「韓流合宿」の目標は、韓国ドラマ「魔王」全20回を、最後まで見る、というものである。
オム・テウン主演の「魔王」は、日本でも数年前にリメイクされたが、オリジナルの韓国版が断然面白いと、妻に何度もすすめられてきた。だが、なかなか見ようというふんぎりがつかず、この大型連休を使って、一気に見てしまおうということになったのである。
「字幕なし」で見るので、セリフを注意深く聞きとらなければならない。節目節目で、「いまのセリフ、だいたいこんなことを言っていたのでしょう?」と、妻に確認しながら見ていく。おかげで、だいぶ聞きとれるようになってきた。
だが問題は、いろいろな俳優が出てくるたびに私が、(この役は日本の俳優が演じるとしたら誰がふさわしいだろう?)などと、ドラマの本筋とはまったく関係ないところで、考え込んでしまうことである。おかげで、重要なセリフを聞き逃してしまったりする。
だが、「魔王」のおもしろさに引きこまれ、どうやら連休中に最終回まで見ることができそうである。
さて、引きこもってドラマを見てばかりでは健康に悪いので、外に出ることにする。
すると、鳥の巣箱を無料で作らせてもらえるところを発見。さっそく、巣箱作りに挑戦することにした。
巣箱作り、といっても、あらかじめ巣箱を組みたてるための板は切ってあって、あとはそれを釘を打って組みたてるだけである。つまりやることは、板に釘を打ち付ける、という単純な作業だけなのである。
だが、私にとってはこれがなかなか難儀である。
というのも、私はビックリするくらい手先が不器用だからである。
中学の時に、「技術・家庭」という授業があり、男子は「技術」の授業を受けることになっていた。いってみれば、工作の授業である。
中1の時、私はこの「技術」の授業で、5段階評価の「1」という成績をもらった。つまり、最低の成績である。
クラスの友だちは、「どうやったら『1』なんて成績をとれるんだ?」と不思議がっていた。なぜなら、そのときの課題は、「板を組み合わせて『お盆』をつくる」という、実に簡単なものだったからだ。私はその簡単な課題すらも、満足に作ることができなかったのである。
さらに恥の上塗りをすると…、
私の祖父は、大工の棟梁であった。つまり大工の棟梁の孫でありながら、お盆一つまともに作れず、「1」という成績をもらってしまったのである。
だから、釘を打って巣箱を作るという簡単な作業ですら、難儀するのである。
| 固定リンク
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 出張あれこれ(2022.11.30)
- からすまおいけ(2022.11.27)
- 傾聴の旅(2022.11.23)
- 無事に終わったのか?無事じゃなく終わったのか?(2022.09.29)
- 小椋佳談議(2022.09.27)
コメント