TBSラジオっ子の帰省
4月30日(土)
昔から私は、「TBSラジオっ子」だった。
「こんちワ近石真介(東食ミュージックプレゼントを含む)」にはじまり、「大沢悠里ののんびりワイド(ゆうゆうワイドではない)」、「若山弦蔵の東京ダイヤル954」「雄二・小朝の夜はともだち」「西田敏行のパックインミュージック」「久米宏の土曜ワイドラジオ東京」等々。あと、「小沢昭一の小沢昭一的こころ」も。
だからいまでも東京に帰って車を運転すると、反射的にカーラジオの周波数を954に合わせる。
今日もお昼前、車に乗ってラジオの周波数を954にあわせたら、永六輔さんのワイド番組が流れていた。
永さんの声、復活したんだなー。一時期、心配したけれど。外山アナは、あいかわらず天然だ。
ちょうど、栃木県益子町からの中継が行われていた。
益子町といえば、益子焼である。毎年大型連休に、陶器市が開かれるというというので、ラジオで紹介されていたのである。
私は不勉強ではじめて知ったのだが、益子焼の歴史は案外新しく、笠間焼(茨城県笠間市)や相馬焼(福島県浪江町)の影響を受けて、いまから150年ほど前にはじまったものであるという。笠間焼や相馬焼とは、いわば兄弟関係にあたるのである。
今回の震災で笠間焼や相馬焼は大きな被害を受けたので、弟分である益子町は、窯の復興を積極的に支援していくのだという。なるほど、焼物を通じた支援のネットワークがあるのか。支援のかたちはさまざまだ。
益子町からの中継が終わり、つづいて、はぶ三太郎さんが「雁風呂」についての解説をしていた。「雁風呂」なんて、ずいぶんマニアックなものをとりあげるなあ。「雁風呂」とは、津軽地方に伝わる古い風習で、私がまだ物心ついていなかった頃に、ウィスキーのCMでとりあげられたことがある。
わずか30分ほどしか聞けなかったが、とりあげた話題がどれもマニアックで面白かった。
ラジオが面白いのは、聞きながら、自分の頭の中で、いろいろな知識の点と点が結びついて、つながっていくことである。そうやって子どもの頃から、ラジオを通じていろいろなことを学んでいたんだな。そのことをあらためて実感した。
| 固定リンク
コメント
そんな貴兄に、まむしさん語録のホームページを。下にリンクを貼っておきます。「千葉県みたいな顔」ってどんな顔だよ。
最近は宇多丸のウィークエンドシャッフルの文具ウォーズを聞き直しています。ポッドキャストでどうぞ。
昨日、韓国MBCの「私は歌手だ(なぬん かすだ)」を見てみたところ、見事にはまりました。実力歌手7人が500人の観客に採点されて最下位が脱落するというサバイバルバラエティー番組なので、本意気の熱唱が見られます。イム・ジェボム「君のために」(韓国映画「リメンバー・ミー」のエンディング曲ですね)とか、聴くだけで落涙ものです。僕が超大ファン(握手したことあります(ちゃらんはぎ))のパク・ジョンヒョンがミッション曲として歌ったチョー・ヨンピルの「これからはそうだったらいいな」も神がかっています。ぜひご覧下さい。
投稿: こぶぎ | 2011年5月13日 (金) 04時48分
最近、韓国で怪物的人気を誇るバラエティ番組「1泊2日」に、オム・テウンが新レギュラーに投入されたということで、妻も私もそちらにかかりきりです。メンバーの中で誰が好きかって?そりゃあイ・スグンですよ。「なぬん かすだ」もぜひ見てみたいですなあ。
投稿: onigawaragonzou | 2011年5月15日 (日) 20時17分