野菜との競走
7月28日(木)
日曜日のバーベキューで余った野菜をもらってきた。
キャベツ1玉、しいたけ1パック、玉ねぎ1個、エリンギ1パック、ナス6本。健康診断の結果に愕然として以来、野菜を食べることにつとめているため、願ったりかなったりである。
さて問題は、どうやってこれを食べるか、である。これだけの野菜があると、ひとり暮らしの身ではかなりもてあましてしまう。それに、そもそも今月は野菜を食べることに力を入れているため、もともと冷蔵庫の中には、レタス、トマト、キュウリ、にんじんなども入っているのである。
少しずつ食べ始めたが、時期が時期だけに、傷みだすのも早い。ナスなんて、あっという間に傷んじゃうんだね。
なんとか傷む前に、傷みやすいものから順々に消費しなくてはならない。そこで手はじめに、麻婆ナスを作ってみる。すると、ビックリするくらいの量の麻婆ナスができあがった。
(傷む前に食べなくては…)と、必死になって食べる。
毎日自炊できればよいが、そういうわけにもいかない。昨日は突発的に、韓国から来た先生の講演会を聞きに行って、その流れでその講演会の打ち上げに参加したりしたので、昨晩は野菜を使った自炊料理が作れなかったのである。
ほかの先生方が歓談している最中も、(冷蔵庫のナス、傷んでいないだろうか…)と、そのことばかりが気になって仕方がなかった。
そして今日。疲れていたこともあり、早めに帰って自炊することにした。今日こそは、できるだけ野菜を使わなければ。
野菜が傷むのが早いか、私が口にするのが早いかの競走である。
効果的な野菜のとり方として、「キャベツと豚肉の蒸し煮」がいい、と、先日同僚が教えてくれたことを思い出す。鍋の中にキャベツと豚肉を交互に敷いて、ふたをして蒸す、という簡単な料理である。キャベツ自体から水分がでるので、料理酒をちょこっとたらせばいい、と教わった。
実は先日から何度か試みているのだが、そのときに使っている土鍋が、いつもビックリするくらい焦げるのである。そのたびに、こびりついた焦げを落とさなければならず、それが、私を憂鬱ならしめていた。
どうしよう。
そうだ!焦げない鍋を買えばいいのだ!
そもそも私は、同じ鍋やフライパンを10年以上も使っている。フライパンなんか、表面が剥げて地金が出ちゃっているし。そろそろ買いかえても文句は言われないだろう。
ということで、近所のホームセンターに行った。最近、食料品売場はなくなってしまった、あのホームセンターである。
そこで、深手で焦げつきにくいタイプのフライパンを買った。深手のフライパンであれば、焼くことも煮ることも蒸すことも可能である。
さっそく、その深手のフライパンを使って、「キャベツと豚肉の蒸し煮」を作る。ついでだから、傷みかけたナスも入れちゃえ。
すると…
焦げてなーい(ヒゲそりのCM「切れてなーい」風に)。
なあんだ。もっと早くフライパンを買っておけばよかった。おかげでこれからは「キャベツと豚肉の蒸し煮」を作るテンションも上がるというものだ。やはり「形から入る」ことは重要なのだ!
…というわけで、「オッサンが新しいフライパンを買ってキャベツと豚肉の蒸し煮を作ったら美味かった」というお話でございました。
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コメント
お久しぶりでございます。これまでの間、八戸から沿岸部を南下して被災地を見聞したり、サイコロの旅よろしく深夜バスに飛び乗って京都の祇園祭に行き、へろへろになって帰ってきたりしていた訳ですが、船中八削を実行したおかげで、けっこう生活に余裕ができました。
にもかかわらずコメントが書けなかったのは、写真ネタをアップするために自分のブログを書かなくてはいけなかったからでございます。自分のブログを書こうとすると途端に気乗りがしなかった訳ですが、本日ゼミ旅行の行き先が韓国でなく(先週自腹で行ったばかりの)京都・大阪に決まったものですから、この軽いショック感を原動力にブログを書き上げた次第で。
http://kame.air-nifty.com/kamelog/2011/07/post-7e88.html
さて、
昨日、1年生ゼミのBBQで余った野菜は、さっそくカレーになっております。こちらも野菜を取ろうと買い込むものの、「傷み野菜無間地獄」に陥りがちなこの頃。最終解決はカレーにして冷凍保存です。
季節がなんですけれど、シチュールゥを入れればシチューにもなりますので、ルゥを入れる前の状態で冷凍しておいて、解凍時に作り分けるのもよいかと。
最近作った料理では、トマトと卵を炒めて塩こしょうした、「炒めトマトのスクランブルエッグ」なんかが、さっぱりして上手かったです。スープにしてもそうですが、トマトは火を入れるとうまいですな。
あと、サニーレタスにご飯、キムチ、ソーセージ(もしくはお好みのおかず)、サムジャンを巻いた「サムバップもどき」もお気に入り。キュウリを消費するには、宮崎のひや汁(すりごまを使って手抜きすると楽)に入れたり、わかめとキュウリの酢の物とかも簡単でさっぱり味。
キャベツなんかは、ゆでてから冷凍しておいて後から使ってもいいですが、サラダ系の野菜はチョル麺や、そうめんにすりごま、ごま油、コチュジャン(これだけだと僕には辛すぎるので、隠し味に名古屋の「つけてみそ かけてみそ」も入れています)を混ぜた「ビビン麺もどき」などにぶちこんで食べてしまいましょう。
あと、フライパンだけでなく、ガスレンジそのものを買い換えてはいかがでしょう? 僕もあまりに鍋を焦がすのに腹が立って、この春に買い換えてみたところ、この10年で温度センサーがつくようになっていて、空だきや吹きこぼれの際に火が止まる賢い設計になっていました。かなり安心感がありますので、料理系男子を極めるためにも、ぜひ。
さて、
買い換えると言えば、録音できるボールペンですが、いやいや、授業の時に使えばいいではないですか OHC装置にメモをおいてスクリーンに投影し、黙ってボールペンでキーワードを指し示すと勝手にボールペンが講義してくれます。音楽演奏機能もあるようですので、話の間が持たなくなったら一曲弾けば学生も大喜び。これは便利。
ボールペンと言えば、僕はメモした文字をパソコンに取り込んだ上、自動文字認識してワープロに入力してくれるボールペンを持っています。何でも、イスラエルの軍事技術を応用したもので、ボールペンから超音波が出てペン先の位置を取り込んでいるらしい。
日本語だけでなく、韓国語もOK。書いただけで、キーボードを叩かなくてもワープロ入力できるんですよ。便利でしょう? 今ならお安くしておきますが、一本いかがですか?
いえいえ、僕は使えないんです。購入してさっそく書いてみたものの、あまりの字の汚さに散々の文字認識結果と相成りました。ペン習字の時間のように、相当気を引き締めて丁寧に書かないとちゃんと認識しないのです。漢字はともかく、単純な記号に見えるはずのハングルでさえ、おパボな認識しかしません。これなら、キーボード入力した方がずっと早いという訳で。
イスラエルの軍事技術も、こぶぎの筆跡には歯が立たず、といった案配で、嬉しいんだか嬉しくないんだか。
ボールペンは、最近「キラキラ」と並んでお気に入りラジオである「宇多丸のウィークエンドシャッフル」の文房具特集で紹介されていた、三菱「ジェットストリーム」が滑らかでちょっと感激しますんで、まだお試しでなければ、ぜひ。
最後に、
羊巻きは、韓国観光公社の「韓じてみよう」ページにて、作り方の写真が紹介されています(羊巻きの絵を押す)。
http://www.ibuzzkorea.com/jpn/jpn_banner_sub.php
私も地元の温泉で巻いてますが、一人ぼっちなので、よろしければ鬼瓦さんも、ぜひ。
投稿: こぶぎ | 2011年7月29日 (金) 02時18分
「久しぶりのコメントだからって、本文以上に長く書いちゃダメでしょう。それも他人様のブログで、やりたい放題って」
「本意気で コメント打ったら 朝の5時」
「また、どうしたの。急に川柳づいちゃって」
「いやいや、ちょっと前に、職場へ川柳募集の添付メールが来たんです」
「それで」
「まあ、川柳詠んでそんな大問題が解決すりゃ、世話ないわとは思ったんですが。
でも、ここは職責に忠実にならなければと考え直して、暑い中、クーラーもかけずに8首も捻った訳です」
「ほお」
「川柳は初投稿ですが、ハガキ職人の端くれでしたからね。相手の懐に入り込みたいだけの、おもねった内容で。社会風刺なんぞこれっぽちも入れずに」
「その人畜無害さが、見事に相手のツボにハマったと」
「まあ実際には、もっとふざけてよかったみたいなんですけど...
時に、こぶぎの本名はご存じですよね」
「ええ、まあ」
「本名と 県名 「川柳」で ググってみ」
「なんか、単に「5・7・5」で言いたいだけですよね」
「川柳の 形を借りて プチ自慢」
投稿: こぶぎ | 2011年7月29日 (金) 16時24分
〔節電川柳〕
汗だくで ナイフとフォークで ハンバーグ 鬼瓦
冷タオル 首に巻いたら 汗疹(あせも)でき 鬼瓦
私見て 溺れたのかと 妻が聞く 鬼瓦
節電で あおぐ団扇に 髑髏の絵 鬼瓦
本当に 節約すべきは 天下り 鬼瓦
〔野菜川柳〕
野菜カレー デブには御法度 食べ過ぎる 鬼瓦
〔俳句?〕
台風も よけて過ぎ去る 暑さかな 鬼瓦
投稿: onigawaragonzou | 2011年7月29日 (金) 19時45分