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井戸端会議の一端

夕方の作業には、井戸端会議がつきものである、と書いた。この2日間で可笑しかった会話を書きとどめておく。

月曜日、3年生のO君とS君の会話。

O「この前さあ。後輩がオレの名前を『キョウヘイ』だと思っていて、軽くショックだった」

S「おまえの下の名前、『コウヘイ』だもんな」

O「うわぁ!うっそ!信じられねえ。オレの名前は『タカヒロ』だよ」

S「おまえ、『タカヒロ』だったの?」

O「まじかよ!おまえ、2年間オレの名前を『コウヘイ』だと思ってたの?」

S「うん」

O「マジないわ~。おまえ、『友達』から『知り合い』に格下げね」

翌火曜日、社会人Mさんとの井戸端会議。

この前のバーベキューにはビックリしました」とMさん。

「何がです?」

「肉を焼くのに、生木を使ってたことにです」

「そういえば使ってましたね」

「ふつう、バーベキューには炭を使いますよね」

「そう言われればそうです」

「なんで生木を燃料にしているんだろう、とずっと不思議に思って見てました。ふつうバーベキューには炭を使うのに」

「炭も使ってはいましたが、たしかに生木を使っていたのはヘンですね」

「おかげで、肉の表面がビックリするくらい焦げてました。ソーセージなんか、表面が焦げてるからいいかな、と思って食べてみたら、中身が全然焼けてなかったり」

「あれは卒業生のT君が準備したんですよ。当初は鍋を使った煮物も考えていたようです。鍋も借りてきてましたから」

「たしかにあれじゃあ、煮物のセットですよ。しかしだからって、バーベキューに生木を使うことはないでしょう。生木を使ったバーベキューなんて、見たことがありません」

「バーベキューが終わってから、体が燻されたようなニオイになったのは、そのせいですね」

「生木」という言葉が何度も飛び交っているのが、なんとなく可笑しい。

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