ヒョンブからの便り
9月5日(月)
私は日本のmixiといったものにあまり興味もないし、それ以前に友達もいないのでやれるはずもないのだが、韓国版mixiともいえる「ミニホムピィ」は、留学中から続けている。
といっても、実際に訪問してくれるのは、語学院の先生であるナム先生とか、キム先生とか、クォン先生くらいである。
昨日、名前に心当たりのない男性からメッセージが入っていた。それは、次のようなメッセージだった。
「キョスニム。
日本に無事に到着しましたか?
私はナム先生のヒョンブ(姉の夫)です。 土曜日に密陽(ミリャン)一緒に行った者です。
昨日は、お会いできてとてもうれしかったです。昨年、妻と義妹が日本に行った時、キョスニムとサモニム(奥様)がとてもよくして下さったという話をたくさん聞きましたが、このたびお目にかかって、食事をしたり話しをしたりしながら、私も完全にキョスニムのファンになりました。
それに、思っていたより韓国語もとてもお上手で、外国人ではないみたいでした。
キョスニムとお話をして本当に暖かい方だという感じがしました。 本に関してもいろいろお話しできましたしね。
それで昨日、東大邱(トンデグ)駅でお見送りしたあと、家に帰る途中もずっとキョスニムの朴訥で暖かい笑いを思い起こしていました。
義妹のおかげでよい人にお会いできて、本当によかったと思います。
お会いできて本当にうれしかったです。
ではお元気で」
不思議である。
ここに登場する「キョスニム」はまるで、私とは違う、別の誰かのように思える。
このブログに登場する「キョスニム」は、意外と果報者なのではないか、と、時折思うのである。
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コメント
確か、ミヒャエル・エンデも、他者が行う自分の作品の解釈について「なんて私は賢いんだろうと、しばしば驚く」ということを言っていたような気がします。
投稿: R.I | 2011年9月 6日 (火) 09時16分
そんな立派なものじゃありません(笑)。
ヒョンブの感受性が豊かなのです。
投稿: onigawaragonzou | 2011年9月 9日 (金) 01時07分