痛い時に医者(あなた)はいない
10月8日(土)
足の痛みがまだとれないので、朝、かかりつけの医者に診察の予約をする。たしか、土曜日は午前中だけ開いているはずである。
「今日、診察の予約をしたいんですが」
「すいません。本来ですと土曜日の午前中は診察日なんですが、今日は先生が学会に出ておられまして、休診日なのです」
そうだった。今は学会シーズンだった。
「え!?じゃあ、診てもらえないんですか?」
「ええ」
「急を要するんですが…」
「そうおっしゃられましても…。次の診察日は来週の火曜日です」
えええええぇぇぇぇぇぇ!!!
そうか。3連休だから、次の診察日は来週の火曜日なのか。
「せめて、薬だけでももらえませんかね」
「通院されている方ですか?」
「いえ、いまは通院していませんが、前にかかったことがあるもので…」
「あいにく診療をお受けいただかないと、処方もできません」
「でも、いまこの時点で痛くて、急を要するんですよ」
「急を要するんでしたら、ほかのお医者さんをあたっていただけないでしょうか…」
ほかのお医者さんったって、また一から自分の病気のことを説明しなければならないのか?そんな面倒なことはしたくない。
「わかりました。じゃあいいです」
といって電話を切った。
つくづくこの病院とは、相性が悪い。
だが家からいちばん近い病院なので、ほかにかえる気にもならない。
というわけで、ふて寝である。自分ではどうにもならないことが起こったときは、ふて寝をするにかぎる。「果報は寝て待て」というではないか。
そんな3連休の初日。例によって3連休を棒に振る予感。
(ちなみに今日のタイトルはむかしのトレンディドラマのタイトルのパロディです)。
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