とんだ文化の日
11月3日(木)
前日(2日)が、まー、忙しい1日だった。というより、いろいろな意味で、精神的重圧が大きい1日だった。
夜8時、ようやく仕事から解放された、と思ったら、例によって右膝の裏が疼きだした。
(まいったなあ)
いったいどういうワケで、右膝が痛くなるのか?これまで、右膝が痛くなったときのことをふり返ってみた。
すると、あることに気づく。
それは、「気が重い仕事」が終わった直後から、右膝が痛みだす、という法則である。
不思議である。気が重い仕事のことを考えると憂鬱になり、右膝が痛みだす、というのならわかる。しかしこの場合、その逆である。気が重い仕事から一時的にでも解放されると、とたんに痛みだすのである。
どうなっているんだ一体?これは、これまでにない新種の病気か?
「その痛みは、完全にメンタルなことが原因ですな」と妻。「治療法はただ1つ。『気が重い仕事』を引き受けなければよい」
なるほど。それはそうだ。
「それと、不摂生な生活をやめることですな」
これにも反論の余地はない。
だが、そう簡単にいかないのが、人の世の常、である。
翌3日、文化の日。
痛みはひかない。こういう場合は、何もせずに横になってじっとしているしかない。
ということで、この日はどこにも行かず、ただひたすら、痛みがおさまるのを待って、じっとしているよりほかはなかったのである。
うーむ。世間は「文化の日」だというのに、まったく何てこった。
ベレー帽をかぶって、美術館に行って過ごしたりするのが、「文化の日」の正しい過ごし方じゃないか。映画「男はつらいよ」の中で、あのタコ社長もそうやって過ごしていたぞ(また始まった)。
というわけで、今年の「文化の日」は、文化とはまるで無縁な1日を過ごしたのであった。
だがそのおかげで、翌日にはすっかり痛みがひいた。
まったく、とんだ「文化の日」である。
| 固定リンク
« 不遇と共感 | トップページ | 文化の日リベンジ »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 発音なんて気にならない(2025.06.26)
- 高校時代の恩師との対話(2025.06.22)
- 健常者の理屈(2025.06.01)
- 僕がブログを書かなくなった訳(2025.05.11)
- 最近の楽しみ(2025.05.15)
コメント