首はつながった
12月21日(水)
昨日のイベント、100人集まったかって?
受付で記帳していただいた名前を数えてみた。
…全部で85名である。
ちょっと待て。記帳しなかった人が、私が確認しただけで4名いる。いずれも職場の上司である。
これで89名。たぶん、このほかにも、記帳せずに会場に入った人が何人かいただろう。
そして今日、
「講演会、昨日だったんだね。行こうと思っていたんだけど、日にちを勘違いしちゃって」
と言ってくれた同僚がひとり。よく、社交辞令でこのように言う同僚は多いが、私が日ごろ信頼しているこの同僚に限ってはそんなことはない。そのくらいの違いは私にだってわかる。
たぶんほかにも、行こうと思っていたけれども不測の事態で参加できなかった人が数名いただろう。
…ということで、たぶん、100名は超えていたと思う。いや、そう思うことにしよう。
役所の職員とか職場の職員とかを動員することなく、平日の夕方、という中途半端な時間にこれだけの人が来てくれた、というのは、やはり貴重である。だって私には、人を動員する力なんて、ないもん。私にできるのは、せいぜい学生に泣きつくことくらいだ。
本当にみんな、好きで集まってきてくれた人たちなのだ。
そのことだけは、私のひそかな誇りである。
今朝、同僚のSさんと廊下で会った。Sさんは昨日、いちばん前に座って講演を熱心に聞いてくれていた。
「昨日はありがとうございました」と私。
「とってもおもしろかったですよ。T先生のお話にすっかり聞き惚れてしまいましたよ」
尊敬するSさんにそう言ってもらえただけでも、このイベントは成功である。
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