白菜の呪縛
2月29日(水)
ビックリすることに、今年に入ってから、まだ1回も足が痛くなっていない!
それもこれも、野菜中心の食生活に変えたからである!
私の大好物の「エビ」とか「枝豆」が、じつは私の持病によくない、という衝撃の事実を知ったのは、昨年末くらいのことである。
それ以降、エビフライ(名古屋風にいえばエビふりゃあ)とか、豆もやしとかを、極力控えるようにした。もちろん、「ここぞ!」というときには食べたりするのだが。
ここのところ、家で毎日キムチ鍋、というか唐辛子鍋ばかり作っている。
というのも、先日、東京で山ほど野菜をもらってきたからである。
この野菜が、なかなかなくならない。
とくにもらった白菜がビックリするほど大きくて、毎日鍋に入れても、いまだになくならないのである。
では、その作り方をお教えしよう。
土鍋に水を入れて、そこに韓国ではおなじみの「ダシダ」を入れる。「ダシダ」とは、粉末状の「だし」のことである。韓国に行けば、どこにでも売っていますよ。
それに、コチュカルを、鍋一杯が真っ赤になるまで入れる。「コチュカル」とは、粉唐辛子のことである。これも、韓国のスーパーに行けば必ず売っていますので、容易に手に入ります。
あとは、ぶつ切りにした白菜だの、ネギだの、豚のバラ肉だの、エノキだの、マロニーだの、ニラだのをテキトーに入れればよい。
しばらく煮込めば完成。
ホラ、だれでも簡単にできるでしょう。
ポイントは、「ダシダ」と「コチュカル」ですよ!
シメにご飯を入れて、おじやにすれば、もう何も言うことはない。
しかし、ここ1週間以上、ずっとこれである。さすがに飽きてきた。
ああ!はやく白菜の呪縛から解き放たれたい!
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コメント
あのう、無理して食べなくても、白菜はさっと茹でると、冷凍保存ができますけど。
さて、
わたくめの場合は、コチュカル(とうがらし粉)の代わりにコチュジャン(とうがらし味噌)を入れまして、さらに隠し味で日本のお味噌も入れます。もちろんダシダは必須です(最近は酒のやまやとかイーオンなどでも見かけますよ)。
そして、ドラマ「URAKARA」の中でKARAのニコルが「これはとても大事なことです」と言っていたように、「キムチクンムル」つまり「キムチの汁」を加えることを忘れてはいけません(実際には市販のキムチに汁が少ないので、キムチごと入れちゃいますが)。ちょっと入れるだけで、味に深みがでますので、ぜひお試しあれ。
あとは、仕上げに生卵を入れると辛さがマイルドになって食べやすくなります。豆腐を入れる際は包丁でさいの目に切らず、スプーン(すっから)でざっくりすくって入れていくと簡単で、見た目もワイルド。最初はクッパ(ねこまんま)にして、次はうどんを入れて、最終的には雑炊にすれば、わんじょん ましげっそよ。
なお、コチュカル投入の前で止めますと、これがまた、よいタンメンスープに仕上がっておりまして、ラーメン、うどん、ひっつみ、ワンタン、雑炊と使い回しが可能。さらにスープ自体も、味噌やコチュジャンを入れて、さらに味を変えて楽しめます。
具材は、カット野菜+むきえび+豚バラ肉+ダシダの組み合わせが最強でして、野菜・海物・豚・牛の「味のサムルノリ」が、おいしくないはずがない。辛くするのがもったいないくらいです。
追伸:大泉さんと原田知世の新作映画「しあわせなパン」の主題歌が、忌野清志郎と一緒に歌っているバージョンの「ひとつだけ」ですよ。
投稿: クッキング こぶぎ | 2012年3月 7日 (水) 01時32分
ダシダは今回の韓国旅でも購入。もはや欠かせませんな。
忌野清志郎と一緒に歌っている「ひとつだけ」は、私のiPodにも入っています。アルバム「はじめてのやのあきこ」でしたね。韓国留学中、あまりにもこの曲が聴きたくなり、istoreで買ったのでした。
投稿: onigawaragonzou | 2012年3月10日 (土) 02時07分