風邪をひいちゃいました
2月9日(木)の夕方くらいから、ひどく寒気がした。
その寒気は、翌金曜日も続いた。
金曜の午前中で補講を終わらせると、午後には新幹線に乗って東京へ行かなければならない。夕方から研究会なのだ。
その翌日の11日(土)からは、出張で宮崎に行かなければならない。
家で安静にしている時間などないのだ。
たぶん、このところの寒さが、身体にこたえたのだろう、と思った。
駅で体温計を買い、新幹線に乗り込んだ。
さっそくはかってみると、38.5度である。
もはや研究会に参加している場合などではない。
だが、「どうしても出なさい」という主催者の至上命令である。
研究会の幹事にメールを出すことにした。
「風邪をひいたようで、38度以上の熱がありますので、今日の研究会は早めに失礼したいと思います」暗に、研究会の後の飲み会を欠席するという意思表示である。
すると返事が来た。
「無理なさらず、気をつけておいでください」
やはり来い、ということか。
結局、この日は研究会はもちろん、飲み会も最後までつきあわされることになった。
もはや、38.5度ごときの熱では、休む理由にはならないらしい。あとは、みんなの目の前で卒倒するしか手はなさそうだ。
自分の意志の弱さをのろいつつ、家に帰って布団に入る。
翌朝、熱が微熱ていどまで下がり、なんとか宮崎の出張も予定通り行けそうである。
かくして11日(土)の朝、体調不良のまま宮崎に向けて出発し、無事ミッションを終えて13日(月)に帰宅することになるのだが、それはまた、別の話。
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