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どうでもいい話

3月11日(日)

交流会の席で、世話人代表のKさんが私に言った。

「『韓国国立中央図書館の攻略法』、読みました」

「そうですか」

「あれ、はっきり言って、『どぉーでもいい話』ですなあ」

「そうでしょう。だって、そのつもりでねらって書いたんですもん」

「うっかり最後まで読んでしまったじゃないですか!」

「そうですか」

「で、最後まで真剣に読んで、『あ~、時間の無駄だった!』と激しく後悔しました」

「なんの役にも立たない話でしょう?」

「そうですよ!だって、韓国の図書館の利用法なんて、たぶん、一生役に立つことなんてないですもん。おかげでこっちは、せっかくの会合の準備の時間を、すっかり無駄にしてしまいました」Kさんは頭を抱えた。

「私のブログは、それがねらいですよ」

「そうでしょう。そうだと思いました。なんか、罠にはまった感じです」

「だれにも、なんにも関係ない、どうでもいい話を書く、というのがポリシーです」

「ほんと、『どぉーでもいい話』ばかりですよね」

同じ指摘は、福岡に住む高校時代の友人、コバヤシからも受けたことがある。「お前のブログを読むと、時間を損した気分になる」と。

そう、わからない人にはわからないように書いているのだ。

前回書いた記事だって、関係のない人が読んだら「しゃらくさい」と思うに違いないし。

だから、悪いことは言いません。時間を無駄にしたくない、と思ったら、このブログを読まないことです。

閑話休題。

3次会の席で、学生たちが「きゃりーぱみゅぱみゅ」の話題をしていた。

「何だい、『きゃりーぱみゅぱみゅ』って?アイドルグループか何かか?」

「きゃりーぱみゅぱみゅ」という言葉じたいはラジオで聞いたことがあったが、テレビを見ていないので、それが何だかわからない。

「知らないんですか?とっても可愛いカリスマファッションモデルですよ」と3年生のUさん。

「へえ」

「益若つばさみたいな感じです」

そのたとえも私にはよくわからない。

「『きゃりーぱみゅぱみゅ』は、FMのDJ泣かせなんですよ。曲紹介なんかで、『きゃりーぱみゅぱみゅ』を絶対に噛むんです」と卒業生のT君。

歌も歌っている人なのか。たしかに「きゃりーぱみゅぱみゅ」は言いづらい。それに、ワープロでも打ちにくい。

「あ、でもそれ、アクセントを変えれば簡単に言えるようになりますよ。『きゃりーみゅみゅ』ではなくて、『きゃりーぱみゅみゅ』と言えばいいんです」と3年生のO君。

みんなで、O君の言ったとおりに「きゃりーぱみゅみゅ」と復唱した。

「あ、ほんとだ。言えた」

なんと、この短時間で「きゃりーぱみゅぱみゅを噛まずに言える裏技」までマスターしたぞ!

「こんな早口言葉はどうだい?」私が思いついた。

「赤ぱみゅぱみゅ 青ぱみゅぱみゅ 黄ぱみゅぱみゅ」

一同爆笑。こうなると、もう私は止まらなくなる。

「カエルぱみゅぱみゅ三ぱみゅぱみゅ 合わせてぱみゅぱみゅ六ぱみゅぱみゅ」

「あのぱみゅぱみゅに、ぱみゅぱみゅしたかったのは、ぱみゅぱみゅしたかったからぱみゅぱみゅしたのです」

3次会ともなると、こんなくだらないことがどんどんと出てくる。

どうです?どうでもいい話の極致でしょう?

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