うっかり往復100㎞
5月8日(火)
夕方、打ち合わせが終わって研究室に戻ると、携帯電話が鳴った。
「ご無沙汰してます。Aです」
大学の後輩のA君である。
「仕事でこちらに来たもので、いるかなあと思って電話しました」
「今どこ?」
「大学の建物の玄関です」
「え?下にいるの?」
「はい」
ということで、研究室まであがってきてもらって、しばし雑談。
「このあとお忙しいんですか?」とA君。
夕方6時から、いつものクリーニング作業をしに「丘の上の作業場」に行く予定だった。
かくかくしかじか、と、これまでの経緯を話すと、
「帰りの新幹線までまだ時間がありますから、一緒に行きましょう」という。
夕方6時。車で「丘の上の作業場」まで行くと、世話人代表のKさんがいた。
「今日は、作業、ないみたいですよ」
「え?そうなんですか?」
「私も勘違いして、来ちゃいました」
世話人代表のKさんとは、昨日夕方の、うちの職場でのクリーニング作業のさい、「じゃあまた明日」といって別れたばかりだった。
「てっきりあると思ってました」まあ、ちゃんと確かめなかった私の方が悪かったのだが。
それにしても、私はともかく、うっかり片道50㎞かけて来てしまったKさんの方が大変である。このあとまた、片道50㎞をかけて帰らなければならないのだから。
…あ!「恥ずかしいので誰にも言わないでくださいよ」とKさんに言われていたんだった。
だが、「うっかり往復100㎞」という言葉を思いついてしまったので、書いてしまった次第です。すみません。
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