今日は夏至だった
6月21日(木)
夕方、いつものように「丘の上の作業場」に行く。
「社会人チーム」の井戸端会議は、いつになく明るい。
話題はといえば、「テレビのない生活」。作業をしていた「社会人チーム」6名のうち、4名が、昨年の地デジ完全移行化以降、テレビを全然見ていないのだ。もちろん、その4人の中には私も含まれている。
「テレビを見ないと、こんなに時間が有効に使えるのか、と思いますよ」とMさん。私も同感である。
「テレビがないと、情報はどうするんですか?」とIさん。
「ラジオがあるじゃないですか」
それから話題は、「もしオリンピック競技をラジオで聞くとしたら、どの競技がわかりにくいか」:へと移る。
「スキーのジャンプでしょう」と世話人代表のKさん。「だって、『いま、前傾姿勢です!』なんて、ラジオで実況されてもねえ」
一同、爆笑した。たしかにそうである。
今日はいつになく、みんなのトークがおもしろい。私も調子に乗っていろいろと話す。
それぞれの持ち場で、ストレスがたまっているのだなあ、と想像した。
だって、私がそうなのだから。
「今日は夏至ですよ」とMさん。
「そういえば、日が長いですよねえ」
「でも、明日からは日が短くなるばっかりです。そうしたら、あっという間に1年なんか終わりますよ」
「そう考えると、なんか、寂しいですねえ」
丘の上から見る夕焼けが、驚くほどきれいだった。
行き交う学生たちが、立ち止まって夕焼けを写真におさめていた。
(私もデジカメを持ってくればよかったな…)
「そろそろ作業を終えましょう」気がつくと、いつもの終了時間をとっくに過ぎていた。
「夏至ですからね。まだ明るいと思って、つい時間を忘れてしまいましたね」
夏至を肌で感じた1日だった。
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コメント
ラジオ実況に向かないオリンピック競技ですが、こぶぎ的には「10mエアピストル」が、最もラジオ実況に向かない競技であると決め打ちしたいと思います。
なにしろ集中力を競う競技ですからね、静粛さが第一のはず。そんな中、アナウンサーがぺらぺらしゃべり出したら、途端に周りから「うるさい!」と怒られそうだもの。しかも「エア」ですので、肝心の銃声も「射的」並のショボさ。SE(効果音)としても、今ひとつパンチが効かないはずです。
投稿: 五輪こぶぎ | 2012年6月28日 (木) 02時08分
むかし上岡龍太郎が「卓球選手権のラジオ中継」という一人芸をやっていて、それがやたら可笑しかった記憶があります。
投稿: ongawaragonzou | 2012年6月28日 (木) 22時08分