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仮住まい初日

6月25日(月)

仕事部屋の仮住まい初日。

気分が変わったせいか、もといた部屋よりも、はるかに仕事がはかどりそうな感じである。

ただ、一つ問題がある。

それは、印刷室が遠い、ということである。

これまでいたA棟から、大通りをはさんだB棟に、仕事部屋が移ったわけだが、印刷室は、もとのA棟の2階のままである。

仕事に必要な資料をコピーしたり印刷したりするためには、仮住まいのB棟を出て、大通りを渡ってA棟まで行かなければならない。

これがけっこう面倒くさい。

本日、夜10時。

週末の仕事に必要な、配布資料と文献をコピーしようと、B棟にある仮研究室を出て、A棟に向かう。

夜8時を過ぎると、A棟にせよB棟にせよ、建物に入るためには、カードキーが必要になる。

ややこしいことに、A棟に入るためのカードキーと、B棟にはいるためのカードキーが、別々である。つまり、カードキーを2枚持って歩かなければならない。

コピーすべき文献と配布レジュメの原稿を持って、A棟に向かう。A棟の玄関で、カードキーをかざすと、A棟の自動ドアが開き、中に入ることができる。

2階に上がり、印刷室に向かう。

印刷室でもまた、カードキーをかざさなければ、入ることはできない。

ようやく印刷室に入り、コピー機の前に立つ。

あれ???コピーカードを忘れてきた!

A棟を出て、大通りを渡って、仮研究室のあるB棟に向かう。

B棟の玄関で、B棟用のカードキーをかざして、B棟に入る。

仮研究室の鍵を開けて中に入り、コピーカードを取り、再びA棟に向かう。もちろん、大通りをトボトボと歩くのである。

A棟の玄関でカードキーをかざし、中に入る。2階に上がり、印刷室の前でカードキーをかざし、印刷室に入る。

ふたたびコピー機の前に立つ。

あれ?コピーすべき文献を、1冊、忘れてきた!

ふたたびA棟を出て、大通りを渡り、B棟に向かう。

B棟の玄関でカードキーをかざして、中に入り、研究室の鍵を開けて、机の上に置いてあった文献を取り、みたびA棟に向かう。大通りをトボトボと渡る。

A棟の前でカードキーをかざして、中に入り、印刷室の前でカードキーをかざし、印刷室にはいる。

みたびコピー機の前に立つ。

文献をコピーしたあと、こんどは配布する予定のレジュメをコピーしようと思い、レジュメの原稿をよくよく見ると…

(あれ?誤字がある…)

誤字があっては、コピーができない。

みたびB棟に戻り、誤字を直したものをプリントアウトしてA棟の印刷室に持ってきて、コピーしようと思ったが…。

ここで一気に心がボッキリと折れる。

…もういいや、明日にしよう。

気がつくと、ヒンヤリした気候にもかかわらず、なぜか汗だくである。

無駄に3往復するとは、私は印刷室に呪われているのかそうなのか?

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