私だけでしょうか?
あんまり気分がふさいでばかりいてもアレなんで、どーでもいい話。
そういえば、むかし「私だけでしょうか?」という決めゼリフの漫談をしていた芸人がいたけど、だれだったっけな。
夜、人気(ひとけ)のなくなった職場のトイレに入る。
職場のトイレの明かりは、センサーになっていて、人が来れば明かりがつき、しばらくすると明かりが消えるしくみになっている。
で、真っ暗な廊下を歩いて、職場のトイレに入ると、ぱっと明かりがつく。
そこで、大でも小でもいいや、用を足していると、しばらくするうちに、ぱっと明かりが消える。
(おいおい、まだ人がいるのに…)
そう思って体を前後左右に揺らすと、ふたたび明かりがついたりする。
そこで、ふと考える。
(明かりが消えている間、俺はここに存在していないのではないか…?)
つまり、トイレのセンサーが「私」を感知しなくなり、明かりが消えた瞬間、「私」も、この世から消えてなくなっているのではないか?
そんなことを、夜中のトイレで考えていると、ちょっと怖い。
なんか大森荘蔵先生の哲学みたいな話だな。
…そんな立派なものではないか。
そんなことを考えるのは、私だけでしょうか?
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