幸運のイニシャルK
10月17日(水)
朝、展示会場に行くと、芳名帳に「前の職場の同僚」のKさんの名前があった。
昨日の夕方、片道50㎞をかけて、展示を見に来てくれたようである。
昼休みに、Kさんにお礼の電話をかけた。
「わざわざ来ていただいて、ありがとうございました」
「展示、とてもよかったです。ああいうことができるって、うらやましいですねえ」
昨日は、この日記に少し愚痴を書きすぎた、と思い、反省した。
午後、こんどは「今の職場」のKさん。
意固地でひねくれた私の性格を察したのか、
「せっかくこんなに頑張っているんだから、もっと宣伝した方がいいですよ」
と、客の入らない展示のことを心配して、アドバイスしてくれた。
そうだよな。何もこっちが意固地になる必要はないのだ、と少し心が軽くなる。
職場の掲示板にポスターを貼ってもらったり、職場のフェイスブックで宣伝してもらうようにお願いしたり、と、自分のできる限りで、宣伝活動に力を入れることにした。
フェイスブックが大嫌いなこの私が、とうとうフェイスブックで宣伝してください、とお願いしたのには、苦笑するほかなかった。
もはや、客の入りなどどうでもよい。
こういう方たちに支えられていることこそを、誇るべきである。
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