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野暮な解説

いつも判じ物のような文章ばかりを書いているが、昨日は、とりわけそんな感じの文章になってしまったので、いたく反省した。

解説すると野暮になるが、昨日の文章でいちばん書きたかったのは、最後の一行、

「どなたか、私と『一匹狼の会』を結成しませんか?」

である。

こういうのを、落語でいうところの「考えオチ」というのだと思う。

このオチを、いちど書いてみたかったのだ。

ちなみに「一匹狼の会」とは、先代の三遊亭円楽師匠の言葉だと、談志師匠がテレビで言っていたのを聞いたことがある。

若い頃、円楽師匠は談志師匠に、「おい、俺たちで『一匹狼の会』を作ろうぜ」と、よく言っていたという。

「何だい、結局、徒党を組むんじゃねえか」と、談志師匠はあきれて笑ったという。

そんな円楽師匠は、あるとき、落語協会を飛び出して「円楽党(円楽一門会)」を立ち上げ、談志師匠もやはり落語協会を飛び出して「落語立川流」を立ち上げた。結果的に2人は、それぞれ新たな徒党を組んだのだ、ともいえる。

それでも2人は、同志と言うべきか、盟友と言うべきか、戦友と言うべきか。

「おい、俺たちで『一匹狼の会』を作ろうぜ」と言った言葉に、二人の関係がよくあらわれていて、好きなエピソードである。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

 では、不肖わたくしめと結成しましょうか。
 とはいえ、看板に偽りがあってはいけませんから、「2人ぶーちゃん党」を宮坂さんに韓国語に訳してもらいまして、略称「トゥル・トン・ダン」と改名するのはいかがでしょうか? 
 ええ、もちろんあの、大阪の「おいしいおうどんの店」の名前では決してありませんよ。

 こういうのを「地口オチ」といいます。

 というわけで、「ラジオの巨人に手向ける駄洒落の野暮な解説について考える」は、明日のココロだー!(お囃子)


PS 放送大学の「芸能と社会」の授業で、先生と学生の一人二役をやっていたのが、面白かったなあ。居眠りとか早弁とかしてて。

投稿: こぶぎ | 2012年12月22日 (土) 11時21分

宮坂さーん!ありがとー!
といっても、リスナーにしかわかりませんな。
ちなみに野暮な解説をいたしますと、「トゥル(2人の) トン(豚) ダン(党)」と、「つるとんたん」という有名なうどん屋のお名前とをかけたダジャレになっているわけです。
ということで、明日は「ラジオの長寿番組について考える」のココロだぁー!

投稿: onigawaragonzou | 2012年12月23日 (日) 01時18分

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