「寛永通宝 拾う」で検索
12月5日(水)
最近、こぶぎさんからコメントが来ないなあ、と思っていたら、本業の方であちこちと飛びまわっていて、忙しくてコメントを書くヒマがないらしい。
…という話を、前の職場の同僚のKさんから聞いた。
だから最近はもっぱら、所用と称してKさんに電話をかけ、それとなく、このブログの感想を聞くことにしている。
「冷泉為恭の話、面白かったです」とKさん。
「そういうところに気づいてくれるのは、Kさんだけですよ」と私。「あの話、誰にもわからないだろう、と思って書いたんですから」
「思わぬところで話が結びつく感じがいいです」Kさんは、本当に良質の読者である。
「あと、『スウィングする人』もおもしろかったです」
「そうですか。たんなる愚痴だったので、書こうかどうか迷っていたんですけど」
「いや、おもしろかったです。とくにトラウマになった話のところが」Kさんには、何か感ずるものがあったらしい。
「こぶぎさんと昨日、夕食を食べているときに、『ぜひコメントを書きたい記事があるのだが、忙しくて書けない』と言ってました」
「ほう、何の記事についてです?」
「寛永通宝を拾った話です」
「それはまた何でです?」
「『寛永通宝 拾う』で検索をかけると、寛永通宝って、けっこう今でも拾われているみたいだ、と言ってました」
「ほう。…つまりこぶぎさんは、忙しいにもかかわらず、『寛永通宝 拾う』で検索をかけて、落ちている寛永通宝を拾ったという事例を、集めたわけですね」
「そういうことですね」
まったく、忙しいんだかヒマなんだか、よくわからない。
「しかし面白いですねえ」Kさんが続ける。「あの話がきっかけになって、どんどん話が発展していくんですから」
よく分からないほめ言葉である。
だがたしかに、「寛永通宝を拾った」という事例を集めて、その「点」と「点」をむすびつけていけば、なにかとてつもない「闇の真実」が分かったりして。
Kさんとの電話を切ったあと、またそんな妄想がはじまった。
…いかんいかん。原稿を書かなければ。(原稿零枚)
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