韓国版「七人の侍」・妄想篇
イ・ビョンホンは芸達者である。
重厚な演技からコミカルな演技に至るまで、実に巧い。
ふと思った。
映画「七人の侍」を韓国の俳優でリメイクするとしたら、三船敏郎が演じた菊千代は、間違いなくイ・ビョンホンだな。
また始まった。例の妄想が。
ということで、韓国版「七人の侍」を考えてみた。
島田勘兵衛(志村喬)…アン・ソンギ
菊千代(三船敏郎)…イ・ビョンホン
岡本勝四郎(木村功)…チュオン
片山五郎兵衛(稲葉義男)…ソン・ジル
七郎次(加東大介)…ユン・ジェムン
林田平八(千秋実)…ソン・ガンホ
久蔵(宮口精二)…ソル・ギョング
ちょっと解説。
勘兵衛=アン・ソンギは、志村喬のイメージとはちょっと違うかも知れないが、「華麗なる休暇」(邦題は「光州5・18」)では、勘兵衛のような役どころを演じていた。
勝四郎は、勘兵衛に憧れる、若くてひ弱な役どころだが、韓国の若手俳優がまったくわからず、KBSのバラエティ番組「1泊2日」に出演しているチュオンくらいしか知らないので、とりあえずあげてみた。
五郎兵衛は温厚な参謀役、七郎次は寡黙で忠実な人間というイメージから、選んでみた。
平八は、7人の中のムードメーカー。ソン・ガンホを平八にするのは贅沢なキャスティングだが、あの飄々とした感じは、ソン・ガンホ以外にはあり得ない。ソン・ドンイルだと、ちょっとギラギラしすぎる。
久蔵は剣の道を究める達人。ルパン三世でいえば五右衛門である。ソル・ギョングはまさに適役である。
…ということで、まったくワカラナイ話でございました。
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コメント
ソン・ジルは映画「サニー」では弁護士さん役、映画「過速スキャンダル」では獣医ドラマー役の人ですが、共演者に比べるとやや弱いので、ここは「建築学概論」日本公開を祝して、オム・テウンを投入。
ムン・ジュンウォンは昨年大ヒットしたドラマ「カクシタル」でおなじみですが、ドラマ「7級公務員」は・・・でしたので、代わりにドラマ「この冬、風が吹く」が現在好評中のチョ・インソンをドーンと投入します。
ユン・ジェムンはドラマ「アイリス」の室長役ということで、ビョン様とNSS(国家安全局)つながりですので残しますが、ここにも豪華キャストを入れたいところ。
しかしやはり、興行成功の鍵は女優です。ということで、キム・テヒ、ソン・ヘギョクラスを投入したいところですが、やはり男装が似合わないと志乃役は務まらないということで、ドラマ「シークレット・ガーデン」からハ・ジウォンを豪華キャスティング。
これ、製作費いくらかかるんですか?
投稿: シネマこぶぎ | 2013年4月 2日 (火) 04時56分