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改訂!韓国版「七人の侍」

こぶぎさんにコメントをいただき、韓国版「七人の侍」のキャスティングを再検討することにしました。

まず、以下のキャスティングは、前回考えたのと同じです。異論のないところでしょう。

島田勘兵衛(志村喬)…アン・ソンギ

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菊千代(三船敏郎)…イ・ビョンホン

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平八(千秋実)…ソン・ガンホ

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久蔵(宮口精二)…ソル・ギョング

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七郎次(加東大介)…ユン・ジェムン

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こぶぎさんが指摘するように、ユン・ジェムンは、ほかの出演者にくらべるとやや地味ですが、七郎次にはうってつけの俳優だと思います。あと、個人的に好きな役者だし。

さて、問題は次からです。

勝四郎と五郎兵衛は、たしかに、差しかえる必要があると感じました。なかでも、こぶぎさんの推すチョ・インソンは、まさに卓見と言うべきでしょう!

勝四郎(木村功)…チョ・インソン

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若くて理想に燃えていて剣の道にあこがれる一方で、農民の娘に対する恋心をおさえられない勝四郎の役どころは、チョ・インソンをおいてほかにはありません!

さて、最後まで頭を悩ませたのが、五郎兵衛です。

地味な役どころですが、温厚な参謀役として、安定感を与える人物です。ソン・ジルだと、こぶぎさんの指摘するように、ほかの共演者とのバランスが取れないかなあ、と思い直し、差しかえることにしました。

候補は、次の3人です。

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右上はコ・チャンソクです。映画「映画は映画だ」の映画監督役、映画「義兄弟」のベトナム人役など、脇役として強烈な個性を発揮しています。抜群の安定感を誇りますが、どうしてもコミカルな感じにみえてしまう点は、五郎兵衛のイメージとはやや異なります。

左下はリュ・スンヨン(スンニョン)です。映画「王になった男」では王(イ・ビョンホン)の側近役をつとめていました。いまや引っ張りだこの役者です。

右下はイ・ウォンジョンです。KBSドラマ「海神(ヘシン)」で、チャン・ボゴの剣術の指南役を演じていたのが、とても印象的でした。やはり抜群の安定感を誇る役者です。

さて、この中から私が選んだのは…

五郎兵衛(稲葉義男)…リュ・スンヨン

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イ・ウォンジョンも捨てがたかったのですが、今が旬の役者であることと、私のイチ押しの役者であることから、リュ・スンヨンを投入することにしました。

さて、次は女優です。

「七人の侍」には、「志乃」という農民の娘が出てきます。女性であることを侍たちに知られないために男装するのですが、やがて勝四郎に知られ、若き勝四郎は志乃に恋をするのです。

こぶぎさんの指摘するとおり、この役は、ハ・ジウォン先生をおいてほかにないでしょう。

志乃(津島恵子)…ハ・ジウォン

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さて、こぶぎさんがキャスティングを熱望するオム・テウンですが…。

ふさわしい役がありました!

土屋嘉男が演じた農民・利吉です!

野武士に自分の妻を殺された悲しみや、野武士に対して炎のように燃えたぎる復讐心は、オム・テウンが演じてこそ輝くものです。

利吉(土屋嘉男)…オム・テウン

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いかがでしょうか。 このキャスティングが実現すれば、韓国での大ヒットは間違いありません!

監督は…もちろん、ポン・ジュノ監督です!

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コメント

 また、細かいところまで探してオム・テウン似の写真を探してきましたな。

 そして出たー! 観客動員数が1100万人を突破した映画「7番部屋の贈り物」主演のリュ・スンリョンを贅沢投入。

 でも監督がボン・ジュノですよね。これだけ贅沢キャスティングしておいて、漢江に現れた怪物犬に噛まれて死んだ殺人の追憶を証明する母の話とかにされてもねえ。

投稿: シネマこぶぎ | 2013年4月 3日 (水) 07時07分

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