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ひとり飯エレジー

4月25日(木)

今日、ふと思い立った。

最近ひどく鬱状態なのも、饒舌ならぬ饒筆のせいで人間関係をしくじったりしているのも、みんな「ひとり飯」のせいではないか、と。

当地に移り住んで10年以上経つが、そのほとんどを、ひとり飯で過ごしてきた。朝はもちろんだが、昼も夜もである。

ひどいときになると、昼も夜も、コンビニ弁当で済ませたり。最近もまたそうなりつつある。

ひとり飯にはすっかり慣れているつもりでいたが、どうも、そうではないらしい。

今日の昼も、仕事が立て込んでいて、コンビニのおにぎりをほおばっただけである。

(夜もひとり飯か…)

そう考えるとますます鬱になった。こうなるともう、すべての原因をひとり飯のせいにしてしまうようになる。

原稿が書けないのも、「ひとり飯」のせいだ。「食育」という言葉があるが、そのあたりとちゃんと向き合ってこなかったから、規範意識が未成熟な大人になってしまったのだ。

といって、本当に気軽に食事に行けるような知り合いは、ほとんどいない。

そもそもそんなに心を開いていない人に対しては、こっちから食事に誘ったことはないし、食事に誘われたこともない。

たとえ気が合った人でも、ご家族がいたりすると、おいそれと誘うわけにもいかない。

ひとり飯につきあってくれそうな人は…と考えて、まず頭に浮かんだのが、「前の職場」の同僚だったKさんやこぶぎさんだが、何しろ50㎞も離れているので、無理である。あくまで「気軽に食事をする」ということでなければならない。

そうだ、学生か!

しかし私の主義として、こちらから学生を誘って食事に行ったり飲みに行ったりすることは、できないのだ。それに、いまの学生は、私などよりはるかに忙しい。

…とすると、卒業生のT君か。

だがT君は、いま仕事がとても忙しいと聞いている。それに、困ったときにいつもT君を頼るのは、私の悪い癖である。

うーむ。困った。

そこでハタと気づいた。

そうだ!今日は夕方に「丘の上の作業場」で、今年度第1回のボランティア作業があるんだった。

そこに行けば、作業のあとに夕食でも一緒に食べてくれる人がいるかも知れない。

夕方、「丘の上の作業場」に行ったが、今日はいつもより人数が少なかった。

同い年の盟友・Uさんや「丘の上の作業場」のリーダー、Yさんは、ご家族がいるしなあ。

残るは世話人代表のKさんだが、作業が終わったあと、

「このあと私、用事がありますんで」

と、どこかへ行ってしまった。

結局、ひとりで定食屋でカレーを食べて、残っている仕事を片付けるために職場に戻ると、たくさんの学生たちを引き連れた同僚と遭遇した。どこかから戻ってきたような雰囲気である。

「今日は楽しかった~」

といいながら別れていたから、あれは絶対、どこか食事にでも行ってきたんだな。いや、ひょっとすると花見か?

ますます落ち込んだ。

仕方がないので妻に電話でもするか、と思ったが、そういえば妻も、今日は職場の新人さんの歓迎会で焼き肉を食べに行くと言っていた。

こういうときは、どうあがいてもダメである。

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