教えて!知恵袋
5月2日(木)
私の周りでは、憑かれてるんじゃないかってくらい、いろいろなことが起こる。
日記をつけておいてよかった、というのは、こういうときである。
まず、昨年12月の次の日記を確認しておきたい。
このブログのヘビーリーダーならわかるように、私は、今年の1月11日に職場で行ったイベントに、かなり力を入れていた。なんとしても成功させたかった。そのため、そのイベントの1カ月前にあたる、12月のこの2日間に、別の部局の職員のSさん(当時)と一緒に、ポスターとチラシを印刷し、それを、地元の学校、公民館、図書館、放送局といった、公共機関に発送する準備をしたのである。その数は、100通くらいはあったと思う。この2日間は、この作業に明け暮れた。
印刷したポスターとチラシを封筒に入れ、、封をして、封筒に宛名シールを貼る。
さらに、「メール便」のシールを貼る。
12月7日(金)の夕方にすべて作業が終わり、後は発送するだけ、という状態にして、およそ100通くらいある封筒を、大きなかごに入れ、事務室に行ったところ、
「出しておきますよ」と、職員さんが言う。仮にその職員さんを、Xさんとしておこう。
「じゃあ、お願いします」といって、私は事務室を離れた。
さて昨日、私は、ある人に、とんでもないことを聞いた。
「あの100通の封筒、実は、発送していないんです」
私は一瞬、何のことかわからなかった。
「どういうことです?」
「ですから、事務室に置かれたまま、発送されなかったんです」
ええええええぇぇぇぇぇぇっ!!!!
「と、ということはですよ。私が苦労して2日間を棒に振ったあの封筒は、公民館にも学校にも図書館にも放送局にも、届かなかったってことですか?」
「そうです」
私は顔面蒼白になった。
「どうやら、Xさんが発送するのを忘れたようなんです。講演会が終わった後も、100通の封筒が置きっぱなしにしてあるから、おかしいな、と思ってXさんに『これ、発送しなければいけなかったんじゃないですか?』って聞いたら、『私は預かっただけで、私が発送するとは言ってない』と言ったんです」
…意味がわからない。というか、なぜ100通もの封筒を1カ月間もほったらかしにしていて、誰も気がつかなかったのか?その方がおかしい。その人が続けた。
「たぶん、Xさんは自分が発送することを忘れたのを認めたくなかったから、そんな風に言ったんでしょうね。で、そのあと『このことは鬼瓦先生(つまり私)には言うな。先生に見つからないようにこの封筒を処分しろ』と言われて、処分したんです」
気まずいからといって、何にも言わずに処分するとは…。ふつうの人間の考えることだろうか???
…もう私は、どうしていいかわからなくなった。
あの2日間の努力は、いったい何だったのか?
あのイベントは、まったくどこにも宣伝されていなかったのだ!
いちばん申し訳ないのは、2日間、献身的に手伝ってくれた、違う部局の職員のSさん(当時)である。Sさんがデザインをしてくれたポスターとチラシが、日の目を見ることなく、大量処分されてしまったのだ!
過ぎてしまったことは仕方がない。Xさんは4月に異動で違う部局に行ってしまったため、いまさら謝罪を求めるつもりもない。こうしてブログに書いたのは、これを私にふりかかった「災難」の一つとして、つまり人生の試練の一つとして、記録にとどめるためである。
さて、タイトルを「教えて!知恵袋」としたのは、この件に関して、ぜひ聞いてみたいことがあるからである。
「おたくの職場や部局にも、同じような経験がありますか?」
「100通もの封筒を、1カ月以上も発送せずに置きっぱなしにしていて、誰も気がつかないなんてことが、あるでしょうか?」
「こういうときの心境をうまく表現する言葉はありますか?怒りを通り越して、呆れるというか、膝から落ちるような感覚なのですが」
「こんな仕打ちを受けた私は、いったいどういう態度をとればいいんですか?」
教えて!知恵袋!
まったく、世の中はわからないことばかりだ。
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コメント
ま、ま、ま、まじですかー!?
もう渡すだけでいい状態だったのに!?
紙や時間だけの問題じゃないってことを認識して欲しいですよね。
投稿: マツコ | 2013年5月 2日 (木) 23時59分
Xさんのドジは許す。
Xさん以上に、周辺の連中を私は許せませんね。失敗は誰でもするけれども…。それを黙認、更には隠蔽も一緒にやるとは…。
周辺の連中を問い詰めますね。
しかし、それであんなに人が集まるとは…。
投稿: こごろう | 2013年5月 3日 (金) 22時58分