コピー機よ、ありがとう
印刷機運がないって話、以前にしたでしょう?
職場の印刷室にコピー機が2台あって、入り口から入って手前のコピー機は、両面印刷して大量印刷したものをステイプルする、みたいなややこしい印刷をすると、ひどい紙詰まりを起こす。
明らかに、手前のコピー機の方が、紙詰まりする確率が高い。
最初は、とても腹が立ったんです。何で紙詰まりするんや!と。
2台とも同じ機種なのにどうしてだろう?と考えてみたら、
手前のコピー機はカラーコピーだのスキャナー機能だの、多機能を背負わされて、その分、すぐに機械が熱を持ってしまうので、紙詰まりを起こしやすい。
一方、奥のカラーコピーには、カラーコピーの機能もスキャナーの機能もなく、白黒のコピーだけに機能を特化しているから、多少の面倒なコピーをしても、紙詰まりを起こす確率はぐんと低くなる。
だから、両面印刷して大量印刷したものをステイプルする、といった、面倒な印刷をするときには、奥のコピー機を使えばよい。枚数の少ないような場合は、手前のコピー機を使えばよい。
…という仮説を立ててからというもの、意識してコピー機を使い分けることによって、紙詰まりは減ったし、万が一紙詰まりしたとしても腹も立たなくなったのです。
(ああ、うっかり手前のコピー機で、面倒な印刷をしちゃったからなあ)
とか、原因がわかったから。
で、思ったんです。
人間も同じなんじゃなかろうか、と。
人が人に腹を立てる時って、その人を「理解できない」からだろうと思う。
「何でそんな考えになるんだ?」
とか、
「何でそんなことで、癇癪を起こすんだ?」
とか。
でも、その人の性格を分析して、原因が理解できれば、多少は怒りも和らぐのではないだろうか。
…やはりそれでも、腹が立つか?人間の場合は。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 人の目にふれない原稿依頼が続く(2025.01.08)
- 原稿は2つに分けられる(2024.12.31)
- 足踏み(2024.12.30)
- 電話(2024.12.26)
- 原稿ため込み党の復活(2024.12.18)
コメント