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自分にとっての三角形

上岡龍太郎の話題が出てきたので、思い出したことを書いておく。

私は上岡龍太郎が芸能界から引退してからというもの、テレビにほとんど関心を持たなくなった。

上岡龍太郎の言葉で、いまの私の稼業の指針になっているものが、いくつかある。

一つは、上岡龍太郎がダウンタウンとの対談で言っていた言葉である。

「弟子はおらんの?」

「いませんねえ」

「弟子は持っておいた方がええよ。弟子のためではなく、君らのため。弟子に言うことで、自分が再確認できることがあるから」

つまり、弟子に言った言葉は、自分にはね返ってくる、という意味である。

私の稼業も同じである。学生に言う言葉は、自分自身にはね返る言葉である。

もうひとつは、立川談志との対談で言っていた言葉。

上岡「僕はねえ、立川談志師匠と、横山ノックさんと、桂枝雀師匠。この三人とそれぞれ定期的にお会いしてお話しすると、元気をもらうんです。この三角形の中でうろちょろしているのが、僕の中でいちばん心地いいんです」

談志「そんなこと言って、その三人の頂点に立っているとでも思っているんだろう?」

人選はともかく(笑)、上岡龍太郎にとって、立川談志と横山ノックと桂枝雀が、自分の中のメンターなのである。しかもそれぞれ、性格が全然異なる。まさにそれぞれが三角形の頂点である。自分が信頼する三人の「三角形」の中にいる、というだけで、精神的なバランスがとれるのだろう。

これを自分に置き換えてみる。

自分にとっての三角形とは、誰だろうか?

すぐには思い浮かばない。

メンター、というよりも、友人ならば、何となく思い浮かぶかもしれない。

自分にとっての「三角形」を見つけることは、けっこう大事なことなのではないか、という気がする。

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