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中秋の名月

9月19日(木)

ま、おおかたの人には興味のない話題だが。

今日は旧暦の8月15日、中秋の名月である。

インターネットで仕入れた知識によると、中秋の名月は必ずしも満月とは限らないのだという。、一昨年、昨年、今年は3年連続で満月だが、来年以降は、少しだけ欠けた月の年が続き、次に満月と重なるのは、8年後なのだそうだ。

中秋の名月を気にするようになったのは、4年ほど前に韓国に留学してからである。

韓国では、この日をチュソク(秋夕)といい、この日を含む前後3日間は、日本でいう「お盆休み」にあたる。ちなみに韓国の正月休みもやはり旧暦の正月一日を含む前後3日間で、これを「ソルラル」という。

つまり韓国のお盆休みとお正月休みは、旧暦にしたがっているから、年によって休日になる日が異なるのだ。だから毎年、カレンダーをチェックしなければならない。

新暦に合わせて休日が設定されていることに慣れている私たちからすれば、あまり合理的とはいえない、と思われるかも知れないが、しかし見方によっては、自然の摂理にしたがっているともいえる。どちらがうらやましいのかは、よくわからない。

考えてみれば、日本の休日も、かなり説明に苦しむものが多い。

たとえば、5月の大型連休というのも、よくわからない。

この大型連休は「ゴールデンウィーク」と言われるが、この「ゴールデンウィーク」は、もとは1950年代に、映画会社が名づけたキャッチフレーズである。

むかし、大映という映画会社の永田雅一という社長が、毎年5月のこの時期に映画館が不入りになるというので、映画館に足を運んでもらうために、この大型連休を「ゴールデンウィーク」と名づけたのだという。

民間の映画会社が命名した愛称なので、いまでもNHKでは「ゴールデンウィーク」という呼称は使わず、「大型連休」という言葉を用いているのだ。

これ、豆知識な。

なお、秋の連休シーズンを「シルバーウィーク」と呼ぶことがあるが、こちらの方はあまり定着していない。そもそも「ゴールデンウィーク」も「シルバーウィーク」も、和製英語なのだ。「ハッピーマンデー」というのも、よくわからない。英語がネイティブの人に「ハッピーマンデー」といって、通じるのか?

そう考えれば、国が定めた休日というのは、ひとりよがりなものである。

「休日のガラパゴス化の法則」という言葉を思いついた。国が定めた休日は、国ごとにガラパゴス化する、という法則。

韓国は、10月9日が「ハングルの日」である。この日にハングルが交付されたことに由来するとされる。

1970年に時の政権によって公休日となるが、1990年には平日となり、さらに今年(2013年)から、再びこの「ハングルの日」が公休日となった。

そんなお上の意志とは関係なく、月は自然の摂理にしたがって、満ち欠けをする。

だから中秋の名月は、誰にも侵すことのできない日なのだ。

そういえば私が子どものころ、中秋の名月にはお団子を食べてお月見をしたものだが、いまでも、そういう風習はあるのだろうか。

せめて今日くらいは、夜空を見上げよう。

おもてに出て、夜空を見上げた。

手元にあったデジタルカメラで、今宵の月を撮ってみた。

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まぎれもない、2013年9月19日(木)の、中秋の名月。いい月だ。

でもカメラで撮ると、ナンダカワカラナイな。

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