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アナログって何だ?

いま、いちばん悩んでいること。

それは、ガラケーからスマホに買い換えるかどうか、ということである。

これもまた、9月8日(日)に、ナム先生のご一行と話していたときのこと。

0001私は、韓国版ミクシーともいえる「ミニホムピィ」をやっている。以前は、そこに韓国語の日記を書いたり、日記代わりに写真をアップしたりしていたのだが、忙しいせいもあって、今はまったく更新していない。

ただ、ナム先生たちと連絡を取ったりするときだけ、使っているのである。それも、年に数回である。これが、彼らとの唯一の通信手段である。

「いま、ミニホムピィをやっている人なんて、韓国ではほとんどいませんよ。更新はもちろん、自分のホームページを覗くといったようなこともしません」とナム先生。

つまり、放置しっぱなし、ということである。

そういえば、私の知る友人は、今や誰も、このミニホムピィを更新してはいないのだ。

「いまはフェイスブックやツイッターにみんな移行していて、ミニホムピィはもはやアナログなのです」

「アナログ、ですか?」

数年前までは先進的な通信手段だったミニホムピィが、今では誰も顧みない「アナログ」になってしまったのである。

「私のまわりで、ミニホムピィで連絡をとりあっているのは、キョスニムだけです」

「そうなんですか?」

「ええ、私だってまったく更新していません。でも、キョスニムとの唯一の通信手段がこのミニホムピィなので、そのためだけに仕方なく自分のスマホにミニホムピィのアプリを入れているんです」

年に数回の通信のために、ミニホムピィのアプリを入れているなんて、なんか申し訳ない気がしてきた。私は完全に時代に取り残されたのだ。

「じゃあ、今はどうしているんです?」

「私、フェイスブックもツイッターも嫌いなので、もっぱらカカオトークで友だちと連絡を取り合っています」

「カカオトーク?」

そういえば、学生から聞いたことがあったことを思いだした。

「ええ。これだと、リアルタイムで連絡を取りあえますし、何より、留学生たちとも、これで簡単にやりとりができるんですよ。文字だけでなく、写真もやりとりできますし」

「へえ、そうですか」

たしかに、ミニホムピィは、けっこうめんどくさい。PCを立ち上げて、自分のホームページにアクセスして、相手にメッセージを送る。

相手も、PCを立ち上げて、自分のホームページにアクセスしてはじめて、メッセージが来たかどうかがわかる。

つまり、パソコンを立ち上げて、ホームページにアクセスしなければ、メッセージが来たかどうかはわからないのである。

それに、撮った写真をアップするのも、かなり面倒である。

だがカカオトークは、メッセージが来たかどうかが、すぐにわかる。それに、写真のやりとりも簡単にできるのだ。

ミニホムピィは、手間がかかる、という点で、すでにもう「アナログ」なのである。

「キョスニムも、カカオトークを始めれば、私たちといつでもすぐに連絡を取りあえるんですよ。写真もやりとりできますし」

「グループ」を設定すれば、そのグループの中で、リアルタイムで文字による会話ができる、というのである。もっとも私には、「グループ」と呼ばれるほどの友だちがいない。

とにかく、ミニホムピィを介したやりとり、というのは、もう面倒で仕方がないらしい。

少し心が動いたが、スマホに買い換える踏ん切りがつかない。

「たとえばですよ」私が聞いた。「その、カカオトークを、スマホではなく、PCでやりとりすることはできないんでしょうか?」

「どういうことです?」

「私がカカオトークのアプリをPCにインストールして、そのPCから、ナム先生のスマホにメッセージを送る、というように、PCとスマホで連絡のやりとりを行うことは、できないんでしょうか?」

「できると思いますよ」

「じゃあまずは、そこから試してみます」

帰国して、さっそく調べてみたところ、たしかにPCからカカオトークのメッセージを送ることができるとあった。

ただしその場合、スマホでカカオトークのアカウント登録しなければならない、という。

なんだ。結局スマホを買わないことには、カカオトークは使えない、ということか。

…ということで、振り出しに戻る。

やはりスマホに買い換えるべきか…。

…とここまで考えて、大変なことに気づいた。

リアルタイムで連絡が取りあえる、ということは、被害妄想をかかえる私にとって、かなり危険な通信手段である。

なぜなら、もしメッセージが来たことがリアルタイムでわかっているにもかかわらず、返信が来なかった場合、

「ああ、絶対に嫌われたな。何か不用意なことでも言ったのかな。3日くらい前からのことを振り返ってみよう」

などと、かなりの被害妄想をふくらませ、一週間くらい、そのことばかりを考えてしまうからである。

私のような者がカカオトークを使うと、心がどんよりするばかりなのではないだろうか。

メールやミニホムピィという「アナログ」のほうが、たとえ返信が来なくても、「ああ、事情があって、まだメッセージを見ていないんだろうな」と、まだ、自分を納得させることができる。

それにもう一つ。

私はいつも、くどいくらい長い文章を書くのである。ミニホムピィならそれができるが、カカオトークでは、くどい文章は送れないのではないだろうか。

それもまた難点である。

便利なのも、考えものだ。

ということで、スマホに買い換えるべきかどうか、まだ踏ん切りがつかない。

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コメント

カカオトークの使い方動画をいろいろ探してみましたが、「江南シニアプラザ」の動画がわかりやすいですねえ。

オール韓国語だけど、シニア向けなのでゆっくり丁寧に手順を説明してくれます。それに、なんと言っても、BGMがいい味だしてます。

というか、かの国ではこんな動画を作るくらい、高齢者にもスマホが普及してる訳だ。

スマートフォン・スクール4回 カカオトーク活用編
http://www.youtube.com/watch?v=yM4X9S9_lKQ

で、ミニホームピー代わりになるのは「カカオストーリー」の方ですかね。写真公開が中心になるけど。

スマートフォン・スクール5回 カカオストーリーと写真編集
http://www.youtube.com/watch?v=IvRu4BVpxzs


ちなみに、1:1チャッティング(いわゆる「ムンチャ」ですな)の他に、無料電話の「ボイストーク」もかけられます。

また、複数人数の間で、グループチャットもグループ通話もできるようで。

しかし、いろいろ説明動画を見てると、チング(友人)の電話番号がばんばんカメラに映り込んでいるけど、いいのかねえ。

それにカトク(カカオトークの略称)に登録されているチングの人数も300人とか500人とか、ハンパないんですけど。

投稿: カカオこぶぎ | 2013年9月12日 (木) 02時39分

これ、すげえわかりやすい。BGMも、しびれますなあ。

投稿: onigawaragonzou | 2013年9月12日 (木) 23時10分

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