共食リハビリ
10月29日(火)
昨日の記事は、学生たちとの関係を念頭に置いたものでした。
学外実習中は、夜は完全な自由時間にすることにしていた。だって、実習の時間が終わってからも教員と一緒に行動するなんて、自分が学生だったら耐えられないもの。だからこれまでずっと、「夕食は各自で勝手にとってください」と決めていた。
しかし、まったくの自由時間ということにしてしまうと、相互のコミュニケーションがはかれないこともたしかである。
初日の夕方、宿にチェックインしたあと、思い切って提案してみることにした。
「…この近くに、おすすめのお好み焼き屋さんがあるんだけど…」
男子学生たちはすぐさまその提案にのった。ほどなくして、女子学生たちもその提案にのることになった。
かくして、その町で有名な老舗のお好み焼き屋に、9人全員で行くことになった。お好み焼きも有名だが、明石焼きでも有名なお店である。この店に来る人は、必ずといっていいほど明石焼きを注文するのだ。
店内は狭く、しかもウナギの寝床のように、間口が狭く、奥行きがある。私をふくめた9人が同じ席に座ることができない。
仕方がないので、女子4人はテーブル席に、男子4人と私は、座敷に座ることになった。
味については保証されているし、めったに食べる機会はないだろうから、学生たちにとっても悪くはなかっただろう。
私にとっては、「共食リハビリ」のよい機会であった。
ところで今回の男子学生たちは、これまでにない、非常に特徴的な学生たちなのだが、この話はまた、回をあらためて書くことにしよう。
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コメント
おごってやるの一言で
かんたんに学生達は
るんるん気分になります
投稿: 勘平こぶぎ | 2013年10月29日 (火) 23時37分
みんなに
ごちそう
とにかくそれだね
投稿: onigawaragonzou | 2013年10月30日 (水) 07時12分