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挽きたて、淹れたて

11月11日(月)

昨日訪れた喫茶店のご夫婦から、帰り際にオリジナルブレンドの「挽いたコーヒー豆」をいただいた。

早く飲まないと風味が損なわれる、というので、コーヒーメーカーを使ってコーヒーを入れることにした。

しかし、久しぶりなので、勝手がよく分からない。貧乏根性の私は、一度に大量のコーヒーを作りすぎてしまった。

美味しいと思って飲むにしても限界がある。仕方がないので、残ったコーヒーをコーヒーメーカーでそのまま保温して、しばらくしてから飲んでみたら、これがえらく酸っぱい。

調べてみると、やはりこれは、保温したことにより酸っぱくなったようである。

つまりコーヒーというのは、「挽きたて、淹れたて」にまさる美味しさはない、ということなのである。

まさに人生と同じ、「一期一会」である!

横着をして、一度に大量に作るなんてことをしてはいけないのだ。

そもそも、コーヒーメーカーで作るというのが、美味しさの限界を示すのである。本来であれば、豆を挽くところから、すべて手動でやるべきなのかもしれない。

こんなあたりまえのことに、この年齢になってやっと気づいたのである。

コーヒーは、こだわればこだわるほど、美味しくなる、ということか。

つまりコーヒーとは、自分が物事にこだわっているかを知るための、「こだわりのバロメーター」なのである。

…とまあ、何でも理屈をつけなければ自分を正当化できない私の性分である。

そういえば思い出した。

むかし、上岡龍太郎が、それまでさんざん批判していたゴルフを始めたことがあった。それ以来彼は、ゴルフにのめり込むことになる。

笑福亭鶴瓶がある時、上岡の「変節」ぶりを批判した。

「師匠、前はあれだけゴルフを批判してたやおまへんか?いま、なんでゴルフしてまんの?」

上岡は答えた。

「ゴルフというのは、貴族のスポーツや。貴族はなんでも意のままになる。だが、ゴルフはどうや。自分が思っていたところにボールは飛ばんし、パターも思うように入りはせん。つまり、『人生とは意のままにならん』ということを学ぶためのスポーツなんや」

上岡流の屁理屈に、テレビを見ていた私は笑った。

上岡もまた、理屈をつけなければ、新しいことを始められない性格なのだ、とその時思った。

厄介な性格である。

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コメント

おいしいコーヒーの淹れ方と言えば、これ。

束の間の休息!藤岡、珈琲
http://ameblo.jp/samurai-do/theme-10019504777.html


あと、中川ワニさんの本もいいですよ。

投稿: 珈琲探検隊こぶぎ | 2013年11月12日 (火) 09時22分

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