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動き出せ、小さな連携

1月24日(金)

また自画自賛です。

先日、ある仕事の関係で控室に待機していると、同僚のFさんが、

「この前の短期留学生の帰国報告会、面白かったですねえ」

と言ってくれた。わざわざ聞きに来てくれた数少ない同僚の一人である。

月並みな帰国報告会ではなく、短期留学から帰国した6人の学生に、こちらからお題を出して、そのお題に即した体験を、写真を交えながら話してもらう、という形をとった。これを私たちは「大喜利形式」と呼んだ。

成功したのは、6人の学生たちの資質の高さによるところが大きい。

誰も褒めてくれないので書くが、かなり入念な打ち合わせをして、準備に相当時間をかけたのである。宣伝だって頑張った。誰に頼まれたわけでもないのに、である。

そうそう、それで思ったのだが。

私は、「頼まれてもいない仕事」に力を注ぐことが好きである。

だが、それがいったん義務化してしまうと、とたんにぶんむくれになる。

「思考を停止した仕事」ほど、つまらない仕事はない。

この「帰国報告会」の仕事は、誰に頼まれたわけではなく、自分のやりたいようにやり、その代わり、「やった甲斐がなかったねえ」とか言われたりしたら癪だから、かなり力を入れたのだった。

さて今日、「帰国報告会」を一緒に企画した同僚のNさんがやってきた。

「こんな企画を立ててみたんです」一枚の紙を私に見せた。2月の後半にやるイベントである。「この前の帰国報告会のときと同じような方法で、できないかなあ、と」

あの「帰国報告会」が、次につながっている!決して無駄ではなかったのだ。

次につながる。それだけでも十分にうれしい。

「どうせなら、この企画をできるだけ多くの学生に宣伝しましょう」

前回のノウハウを思い出し、そのときに宣伝を買って出てくれた同僚のIさんのところに行く。

「この前みたいに、宣伝してもらえませんか」企画書を見せた。

「いいでしょう。お手伝いしましょう。たくさんの人が来るといいですね」

かくして、小さな連携が動き出した。

まったくもって、誰に頼まれた仕事というわけでもないのだが、志ある人たちがこうした小さな連携を続ければ、必ずや大きな形となるだろう。

私はその希望を、捨てていない。

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