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吹きだまりのバンクシー

1月20日(月)

夕方、授業が終わり、仕事部屋に戻ろうと構内を歩いていたら、こぶぎさんとすれ違った。

「どうしたんです?」

「どうしたもこうしたも、仕事ですよ」

うちの職場でやっている会議にまじめに出席していたらしい。

「今授業が終わったところです」と私。

「このあと、何かあるの?」

「これからいくつか用事を済ませて、6時から8時まではボランティア作業ですよ。せっかくだから、晩飯でも食いたいですね」

「じゃあそれまで待ってますよ」

「まだ4時20分ですよ。時間つぶせます?」

「大人ですから」

そう言っていったん別れた。

6時からの作業には「同い年の盟友」Uさんも来ていた。

Uさんは、このブログを読んで「こぶぎさん」の存在は知っていたが、こぶぎさんを見たことがなかった。

「こぶぎさんって、どんな人なんです?」

以前からUさんは、こぶぎさんがどんな人なのか、気になっていた。

「あとで、こぶぎさんが来ますよ」

「マジッすか?」

作業が終わると、どこで時間をつぶしていたのか、こぶぎさんが建物の入り口に来ていた。

こぶぎさんとUさんの、初対面である。

「はじめまして」

「おうわさはかねがね」

何か、妙な感じである。

人生においてまったく接点のない、このブログの登場人物が、顔を合わせている。

Uさんは、用事があるというので、家に帰った。「今度必ず、オフ会をしましょう」

作業仲間のSさん、T君を含めた4人で、「しょうゆパスタの美味しい店」に行く。

考えてみれば、この二人も、もともとこぶぎさんとは接点がなかったのだ。

…そうか!こぶぎさんは、イギリスの覆面芸術家、バンクシーみたいな人か。

(先日、同僚のFさんに教えてもらったばかりの「バンクシー」を、さっそく比喩に使わせてもらった)。

コメント欄に変幻自在に現れるこぶぎさんは、当ブログの「バンクシー」と呼ぶにふさわしい。

そう思うと、あまり正体を明らかにしない方が、実はおもしろいのかもしれない。

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コメント

エクジット・スルー・ザ・ギフトショップの解説音声(続きは探してね)
http://www.youtube.com/watch?v=IvO6eOJgDjs

投稿: コメントテロリストこぶぎ | 2014年1月21日 (火) 01時08分

毎日寒いですねえ。そんな時には、蜂蜜のたっぷり入ったジンジャーティーがお勧めですよ。

こんばんわ、涼風こぶぎです。(八分音符マーク)

えっ、毎日忙しくてお茶している時間なんかないですって?

週末にまとめてブログを読んでいる「弾丸フキダマラー」だから、コメント欄まで長文だと読み切れないですって!!

 
「こらこら、一生懸命も休み休みしてよね。このアプリで一休み」(飯島直子風に)


WEB読み上げます。FREE
https://androider.jp/official/app/0e0945313d432cd9/

このアプリ、好きなホームページのURLを読み聞かせしてくれる超優れものなんです。これで、鬼瓦先生の馬鹿長いご玉稿も「ラジオ感覚」で毎日聞き流せるという次第(ハート)。

もしあなたがウィンドウズPCをお使いなら、一太郎のおまけについてくる読み上げソフト「詠太」がお勧め。

http://www.justsystems.com/jp/products/ichitaro/feature8.html

このソフト、有料なだけあって、とても自然な抑揚で文章を読み上げます。しかも個人辞書が作成できるので「DDR」を「段取り」とか辞書登録しておくと、便利かも。

これで、「男のやすらぎ世代」の貴兄も、お目目に優しく「吹きだまれる」こと請け合いですよ。ぜひお試しあれ(ハート)。

以上、涼風こぶぎでした。(ステマじゃないよ)


(注)ジョージアのCM(1994年)
http://www.youtube.com/watch?v=UA0apW76w2Y

投稿: 涼風こぶぎ | 2014年1月21日 (火) 19時24分

久々登場の涼風こぶぎ、まさに「コメントテロリスト」「吹きだまりのバンクシー」にふさわしいコメントです。

読み上げるアプリ、以前こぶぎさんの仕事部屋におじゃましたとき、私のブログをこのアプリを使って読み上げさせていましたが、自分のブログが音読されるのは、とても恥ずかしい。なにが恥ずかしいって、ちょっと自慢が入っているように聞こえる点です。

「私殺すにゃ刃物はいらぬ。読み上げアプリのひとつもあれば」

投稿: onigawaragonzou | 2014年1月22日 (水) 00時40分

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