激痛新生活
3月30日(日)
朝起きると、右膝が猛烈に痛い。
これは、例の病気である。
私はこれまでに2回、大きな引っ越しをしているが、そのときに必ず、「足が猛烈に痛くなる病気」にかかっている。
14年前、東京から、「前の職場」に引っ越しをしたとき、4月早々、例の発作が起きた。
11年7カ月前、「前の職場」から「次の職場」に引っ越したときも、たしか、引っ越しの最中に、猛烈に足が痛くなったと記憶している。
そして、今回、3回目である。
発作が起きないように、慎重に慎重に引っ越し作業を進めてきたが、ここへ来てやはり、同じことをくり返してしまった。
23日くらいから、まず左足のくるぶしが痛み始めた。
だが、24日~26日は、大切な送別会や卒業式があったため、なんとしても乗り越えなければならない。
送別会や卒業式は、いずれも楽しかったので乗り越えられたが、27日以降、また痛み始めた。
そして一昨日の28日の夜。
あるイベントがあり、そのときは気を張っていたので痛みは感じなかったが、終わってどっと疲労すると、とたんに痛み出した。
おそらく極度の精神的ストレスがあったのかもしれない。
そして今朝である。
目が覚めたら、起き上がるのが億劫なくらいに、右膝が猛烈に痛いのだ。
「痛いタイタイタイタイ!」
左足のくるぶしに加え、右膝まで激痛が走ったのだ。
こうなると、いったいどっちの足を軸足にしていいのか、わからない。
だが不思議なもので、右膝が痛くなると、左足のくるぶしの痛みは、ほとんど感じなくなった。
そうか!
人間は、「もっと痛くなると、それまでの痛みを忘れる」のか!
つまり、
「人生において、それまでの些細な痛みは、もっと大きな痛みによって、何でもないことのように思えてしまう」
ということである!
…そんなことはどうでもよい。
とにかく痛いのだ!
家族には、
「作業をするのがイヤだから、引っ越しのたびに仮病を使っているのではないか?」
と疑われているようだが、断じてそんなことはない。
この痛みは、たぶん「ほかの人にはわからない」。
とくに膝に発作が出ると、膝をちょっと曲げただけで、激痛である。
立ち上がろうとすると、体重が膝にかかるから、
「痛いタイタイタイタイ!」
となる。
階段を降りるときもタイヘンである。
一段ずつ降りるたびに膝に激痛が走り、
「痛いタイタイタイタイ!」
となるのだ。
床にものを落としたときもタイヘンである。
膝をかがめてとろうとすると、
「痛いタイタイタイタイ!」
となる。
前にも同じようなことがあったな、と、自分のブログをさかのぼってみると、
あったあった、ありました!
このときも、猛烈な膝の痛みに襲われたのだった。
加えて今日は、春の嵐。外は大雨である。
外へ出るのも一苦労である。
どうしていつも、こんな目に遭うんだろう?
とにかく、新生活が始まる4月1日(火)までに、膝の痛みを治しておかなければならない。
新天地で、いきなり
「痛いタイタイタイタイ!」
となっては、新しい職場の人たちにも迷惑をかけるばかりである。
痛み止めの薬もかなり飲んでいるが、今回ばかりはお手上げのようである。
「健康第一!」
そんなことはわかりきっているのだが、この病気だけは、どうにも自分でもコントロールできなくなっている。
はたして、4月1日(火)からの新生活、無事乗り越えられるのか???
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