それで救われる気持ち
今日もすっかり疲労して、日記を書く気力が起きないので、以前に書いてはみたものの、公開するつもりもなく「下書き」のままにしていた記事を、以下に公開することにする。
中学生のころ、YMO(細野晴臣、坂本龍一、高橋幸宏)が好きだった。
友だちと、「3人のうち、誰の音楽が一番好きか」みたいな話によくなったのだが、私は坂本龍一、友だちのヤマセ君は高橋幸宏だった。
なぜかこのとき、細野さんはノーマーク。
だが大人になって、それもかなりオッサンになって、細野晴臣の音楽がすごくいいと思うようになった。
なぜなんだろう?大人になって味覚が変わって、ミョウガが食べられるようになった、みたいな感じだろうか?
とくに「HOSONO HOUSE」は、名盤である。
以前このブログでも「恋は桃色」を紹介したことがあるが、いまは、同じアルバムの「終わりの季節」がいい。
「とびらのかげで 息を殺した
かすかな言葉は 『さようなら』
6時発の 貨物列車が
窓の彼方で ガタンゴトン・・・
朝焼けが 燃えているので
窓から 招き入れると
笑いながら 入りこんで来て
暗い顔を 紅く染める
それで 救われる気持ち」
最後の、「それで救われる気持ち」ってのが、いいねえ。
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